新潟市医師会について

新潟市医師会

会長のあいさつ

原点回帰

会長3期目を迎えるに当たって、「原点回帰」をスローガンに掲げることにいたしました。何時(何処)まで遡るかは人それぞれです。医師を志した時、医学部入学の時、研修を始めた時、最初に学会発表した時、病院に赴任した時、開業した時、等々。私自身は、規範とすべき原点として、『日本医師会綱領』(日本医師会の原点)、『新潟市医師会定款』(当会の原点)、『医の倫理綱領』(医師の原点)の3つを挙げたいと思います。

当会理事会室には『日本医師会綱領』を掲げております。迷った時の道標とするためです。日本医師会が国民との約束として掲げた、「国民の生活支援」、「安全・安心な医療提供体制の構築」、「医学・医療の発展と質の向上」、「国民皆保険制度の堅持」の4つを指針として、当会を運営してゆきたいと考えております。

平成25年4月1日、一般社団法人として再出発した際に策定された『新潟市医師会定款』は、法人としての“憲法”に当たるものであり、すべての会員が遵守すべき原点であります。執行部は、当会活動の基本である定款を忠実に守りつつ、必要に応じて変更してゆく責務を負っているものと考えます。現在、当会代議員数の見直しを検討中です。理事会で意見の集約を図った後、最高議決機関である代議員会でのご検討をお願いしたいと存じます。

『医の倫理綱領』は心に沁みます。なかでも、3番目「医師は医療を受ける人びとの人格を尊重し、やさしい心で接するとともに、医療内容についてよく説明し、信頼を得るよう努める」という文言は、いつしか忘れ去っていた若き日の医師の理想像を思い起こさせるものであり、まさに“かかりつけ医”の原点を示していると思います。また、6番目「医師は医業にあたって営利を目的としない」は、医業に携わるすべての人達への戒めであります。

新執行部役員、事務局員がそれぞれの“原点”を見つめなおし、熱い思いで議論を重ねながら、最終的には同じ方向を目指して会務を執行して参りたいと思います。向後2年間、会員の先生方のご支援・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

新潟市医師会長 藤田一隆
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