新潟市医師会ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
令和2年6月30日より、第15代新潟市医師会長を務めております浦野でございます。令和4年6月28日の代議員会役員選挙において2期目の会長を仰せつかりました。
当会は昭和22年11月に民法に基づく社団法人として認可された公益法人で、平成25年4月1日、一般社団法人として再出発しました。会員は診療所医師、病院勤務医師、大学病院医師などから構成され現在、約1600名です。役員は会長1名、副会長2名、理事14名、監事2名で、23名の正規職員の他に派遣、出向職員を含め総勢32名の事務局職員と共に医学の振興、市民の医療・保健・福祉の充実・向上に貢献するため様々な活動をしております。
地域医療に対しては急患診療センター、在宅医療推進センター、メディカルセンター、地域産業保健センターの等の運営、予防接種、学校健診、がん検診、その他各種検診など地域医療に密着した事業を展開しております。
医学向上のための各種講習会、講演会を開催し、医学・地域医療研究に対する研究助成も行っております。
執行部2期目の重点目標として医師会事務局の体制強化と新潟市における地域医療構想推進の2つを選びました。
医師会強化については、今までの事務局の業務体制を見直し、未来を見据え、時代の状況変化に柔軟に対応可能な組織に再編します。また外郭関連機関との連携をさらに強化して、医師会業務全般のコンプライアンスの向上に努めます。
令和4年7月1日から新潟次世代医療科学研究協議会(N[EXT]A:ネクスタ)を設立しました。これはいわゆるシンクタンク的な組織を目指しており、役職員は医師会組織と一部兼任し、外部からの研究員招聘と協賛企業から資金調達する仕組みを考案します。具体的な事業計画案として、ヘルスケアを取り入れた新潟スマートシティ協議会への参画、医学生・研修医・多職種・多職種学生教育への協力、各種調査活動・分析などを予定しています。
地域医療構想については医師の働き方改革に対応した2次輪番体制の見直しを行い、新潟市における救急医療体制の今後のあり方について検討します。病院の機能分担、再編成、医師の適正配置を関係機関と調整し、新潟市医療圏における地域医療構想調整会議開催に協力します。
同時に医療のⅠCT化も進め、救急医療をはじめとした関係者間の情報共有方法についても検討します。また、新潟市医師会活動に市内の病院長の先生方の様々なご意見をより反映させることを目的として、令和4年度より病院長委員会を新設しました。
新潟市医師会の幅広い活動はいくつかの専用ホームページに掲載してありますので、ぜひ、トップページのバナーから参照していただきたいと思います。
今後も市民の皆さまの安心、安全で健康的な生活が維持できるように、市民目線に立った医師会活動を継続していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。