市民のみなさまへ

新潟市医師会

救急医療とお産

広橋 武

新潟市産婦人科医会は、現在病院・診療所(医院)を含めて93名の会員がおります。

産婦人科領域の救急疾患においては、日曜・祝祭日は新潟市内の会員が、それぞれの診療所において交代で診療に当っております。日曜・祝祭日に発症した救急疾患については、まずかかりつけ医に連絡をし、連絡がとれなかった場合、当日の当番医に連絡をして診察を受けることができます。当日の当番医は新潟市急患診療センターでお知らせしています。緊急を要する症状があった場合に利用して下さい。

100年前の1900年頃、日本では出生10万当たり、400人の方が妊娠分娩に関連して亡くなられました。その後、教育、生活、医療水準の向上などにより、妊産婦さんが亡くなる率は減少し、1950年には、2分の1以下になりました。その頃のお産は、ほとんど自宅分娩でしたが、1955年から1985年にかけて自宅分娩が急速に減少し、かわって産婦人科医が分娩に立ち会う病院、診療所での分娩が急速に増えました。それに従って妊産婦さんが亡くなる率が劇的に減少し、2001年(平成13年)には出生10万当たり6.5と、100年前の約60分の1、50年前の約30分の1にまで減少しました。

お産は、母体にとって決して安全なものではなく、まさに女性が自らの命をかけて行うものです。産婦人科医会の会員は、これからも母子の安全のため、また女性一生の健康支援のため尽力いたします。

©2013 Medical Association of Niigata City.