市民のみなさまへ

新潟市医師会

スギ花粉症

佐藤 弥生

春の訪れの前に、スギ花粉症の季節がやって来ます。スギ花粉症は、スギの花粉によって起きるアレルギーです。日本人の10人に1人は、スギ花粉症だといわれています。

大きなくしゃみ、鼻水、鼻づまり、鼻をかんだティッシュペーパーでゴミ箱はいっぱい。眼がかゆくて真っ赤、涙ぼろぼろ、のども痛い、頭も重く、勉強も仕事もはかどらない。このような症状で苦しんでいる方、さあ花粉症の季節を乗り切りましょう。

まず花粉との接触を避けることが大切です。風の強い日、雨の降った翌日、最高気温が高い日などは、花粉がたくさん飛ぶので、なるべく外出を避けましょう。洗濯物や布団を戸外に干さない、または取り入れる前によく払って花粉を落としてください。テレビや新聞で花粉情報が流れますので、参考にしてください。

外出する時にはマスクやメガネを着用して、なるべく花粉にさらされないようにすることが大切です。帰宅したら、花粉を持ちこまないように衣服の花粉を払ってから家に入りましょう。手や顔をあらい、鼻をかみ、うがいをして、体についた花粉を取り除くことをお忘れなく。

毎年花粉症に悩まされている方は、花粉飛散の1~2週間前から治療を始めるとよいようです。昨年新潟市では3月3日が飛散開始日でした。副作用の少ない有効な薬がいろいろ開発されています。適切な治療は、花粉症の苦痛を確実に軽くしてくれます。耳鼻咽喉科医に早めにご相談なさることをお勧めします。

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