市民のみなさまへ

新潟市医師会

うつ病の治療

熊谷 敬一

うつ病に対して多くの人は、特別な怖い病気というイメージを持っているのではないでしょうか。

しかし、決して珍しい病気ではありません。軽いものも入れれば、女性は一生のうち約2割か3割ぐらいの人が、うつ病にかかるといわれています。男性はその約半分です。

慢性化したり重症になることもないとはいえませんが、ほとんどの場合、適切な治療で治ります。

体調が悪いが検査では異常がなく、気分の落ち込みが続いている、何をしても面白くない、食欲が落ちて眠れない、気力がない、自分を責める、死にたい気持ちになるなどの場合に、うつ病のおそれがあります。

かかりつけ医の治療で、うまく治ることもありますが、そうでなければ、精神科にかかることをお勧めします。

最近では、SSRIという副作用の軽い薬も使われるようになりました。精神科に受診することに抵抗を感じるかもしれませんが、苦しい思いをして悩むのではなく、ぜひ受診してみてください。

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