市民のみなさまへ

新潟市医師会

おちんちんの話

関口 浩

(秋葉区 せきぐち医院)

春に目覚めた少年はどうしても眼がついつい女性の体が載った写真に向けられます。

するとあの敏感な部分がムクムクと硬くなってきて、正常なおちんちんなら全く問題なく事は終了しますがいわゆる包茎の程度の強い子は元に戻らなくなって焦ってしまいます。

場所が場所だし恥ずかしくて人には言えないし、てな訳で時間がどんどん経ち我慢のギリギリまでしてとうとう親に連れられ腰を屈めてガニ股で診察室に入って来ることになります。

おちんちんはお化けキノコのように浮腫があり亀頭部は変色していて、これが嵌頓包茎で包皮が亀頭をしめつけた状態はおちんちんの絞首刑とも言えます。 大半は泌尿器科医のもとでうまく整復出来ますが中には手術を要することもあるようです。

その他に幼少時に多くみられる亀頭包皮炎も包茎の合併症です。厄介なのは成人の糖尿病に伴った炎症で治療にとても難渋します。糖尿病がコントロールされない限り軽快しません。

大事な場所は清潔に気を付けましょう。

(2007.11.14)

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