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雪月花

平成19年8月25日に佐潟で会報第438号の表紙絵を描きあげて、昼の食事にと同行のS氏の記憶をたよりに、内野駅前を駅に向かって右折、徐行数十メートル右角地に瀟洒な数寄屋風の建物「雪月花」にたどり着いた。

驚いたことに、平成17年2月6日に会報第408号の表紙絵を描いたまさにその場所ではないか。当時はもちろん空地であった。店が現在地に移ったのは平成17年8月15日であるという。店の開業は平成9年で新潟市商工会の町おこし空き店舗対策事業の第1号店としてであり、現在地に近い駅前通りであった。

スタッフは昼のバイトを入れて12~13人、板前は2人でいずれも市内の一流料亭で修業をつんでいる。その他のスタッフもおかみの意を汲み礼儀正しく、立ち居が美しい。おかみは生粋の内野っ子であるというが、私の耳にはそのしゃべりはメリハリのきいた江戸弁に聞こえる。

おしながきをみると、みずくきのあとさわやかな女文字、旬の魚や野菜を彷彿とさせる品々がならんでいる。魚は内野漁港に揚がったものや毎朝板前が中央市場から仕入れているもの、野菜は近郊農家からの朝取りであるという。昼の来客も多く、40代から80代の女性が主体で単品やセットメニューも多様で料金もバリエーションに富んでいる。お酒は会報第388号(平成15年7月)の清水直也先生の紹介記事をご参照いただきたい。

店の間取りは、カウンターは6~7人が掛けられる個室で、それをかなめに後方に厨房、前方に扇が開いたように離れや小部屋?が配置されているようである。深い経験から合理的に設計されているように見受けられた。おかみのセンスと心くばりが隅々までいきとどいている気持のよい店である。

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〒950-2112 新潟市西区内野町427-2
電話・FAX:025-265-5700
営業時間:11:30~14:00、17:30~22:30
定休日:水曜日
駐車場あり(内野駅構内、線路沿い)
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小林 晋一

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