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佐々木
「殆どの料亭がお休みの日曜日に他のお客さんの目を気にせずおいしい和食を頂きたい」という方々にぴったりのお店を見つけました。
東堀に沿って“篠原”を越えてすぐ右側に、ひっそりと三つ巴の紋に「佐々木」と書かれた紫色の暖簾がかかっている。
店の戸を開けると、和服の似合う女将が出迎え、部屋へと案内される。全室個室(5部屋、総数20~25名くらいまで)で、他の客と顔を会わせることもない。掘り炬燵形式なので床に座るのが苦手な方でも大丈夫。冬は足元から暖かい。まずは「〆張鶴」を“ぬる燗”で注文すると、程なくお酒と先付けが運ばれてくる。「女池菜・ソラマメ・舞茸のタラコ和え」で、わずかな量の中にも季節を感じる。次の八寸がすばらしい!「銀葉草・佐渡牡蠣・いか腸・南蛮エビ・米沢牛しぐれ煮・中トロのあぶり寿司」、これだけでお酒が空になり、「麒麟山」(冷酒)を追加。続いて「白子のみぞれ椀」は風味もすばらしく体が温まる。お造りは「平目の薄造りとキンキ」で、紫とポン酢、好みで味わう。その後の台の物は「カニのつくね焼きとクワイのから揚げ」。ここでまたお酒が空になり、「久保田(千寿)」を頼むと、何と「久保田大吟醸原酒」があるとのことで頂くことに。「にしん・竹の子・菜の花を添えた大根の旨煮」と一緒に頂くお酒が旨い。メインは“変化球”の「鮟鱇のすき焼き」、牛肉と遜色のないコクがあり、白いご飯との相性が抜群。ついでに生ビールを追加し、程よく(?)酔ったところで、デザートの「胡麻のアイスクリームと白玉あずき」を頂く。これは冬限定で、温かいあずきと冷たいアイスクリームの温度差が絶妙である。
以上が、つい最近訪れた折のメニューである。東京・名古屋・大阪で修行を積んだという佐渡出身の料理長(オーナー)は非常にシャイな性格とのことで直接顔を会わせたことはないが、女将(夫人)を介して互いの意思は通じている(と思われる)。同じ料理は二度出さないし、当方が好みの食材は調理方法を変えてくる。通えば通う程、おいしくなるのである。
気軽にお昼に出かけるもよし(おまかせ御膳は料理5品・食事・デザートが付いて2,100円)、きちんと予約して夜訪れるもよし(5,250円~10,500円)。決して期待を裏切らないと思います。
佐々木
| 住所 | 新潟市中央区東堀通5番町432-1 |
|---|---|
| 開店時間 | 11時30分~14時 17時30分~22時(日曜日は21時閉店) |
| 定休日 | 水曜日 |
| 電話 | 025-223-1505 |
藤田 一隆