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ホテル・イタリア軒(特に Banquets)
イタリア軒といえば、普段は「ホテル正面の階段の左をすり抜けてB1階へ下りてトイレを借りる」といった利用が主ですが、これも好立地の故でしょう。
イタリア軒との最初の接触は、新大4年の時です。私は医学部卓球部の主務でしたが、この年の卒業生が大変お世話になった先輩方(そのうちのお一人が逓信病院内科の須田陽子先生)でしたので、決死の覚悟でイタリア軒での追いコンを挙行いたしました。場所代に費用が割かれ料理が少なく顰蹙ものでしたが、今改めてそのコンパの記念写真を見ると、いい追い出しができたと自負しています。
私事ですが、家内と結納の儀を執り行ったのもこのホテルでした。事実上の仲人である当時の産婦人科教室の医局長・大野雅弘先生(万代レディースクリニック)にご媒酌いただきました。
イタリア軒での研究会・講演会はなぜか少ないようですが、産婦人科教室では毎年12月の第2土曜日にここで集談会+忘年会を開催しています。入局後25年この会には皆勤です。諸先輩にご挨拶でき、年の瀬の季節感溢れるいい会を、イタリア軒が演出してくれます。
毎年3月には、名人戦などと並ぶ将棋の7大タイトル戦の1つ「棋王戦」がイタリア軒を舞台に行なわれます。共同通信社の主催ですが、33年の歴史の中で27回も新潟で行なわれてきたのは、新潟日報とイタリア軒の功績でしょう。対局の前夜祭には毎年参加しており、第一人者の羽生善治王座・王将には5回もお会いしています。ファンを大切にする本当に気さくな方で、将棋界の裏話から新潟の酒の話まで、友達と話すように楽しく盛り上がります。写真は日本将棋連盟県支部長の和田斐夫先生、同副支部長の村山実先生、済生会新潟第二病院内科の田崎和之先生と佐藤康光棋聖・棋王を囲んだものです。「1秒間に1億と3手読む」という俊英からパワーをいただいてきました。
これからも新潟への文化のメッセンジャーとしてイタリア軒に期待しています。
長谷川 功