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『梅の花』 新潟店~お豆腐主体の日本料理店
日本料理の神髄~究極のおもてなしに出会えるお店です。
雨上がりの宵、『梅の花』へ向かう事からその助走は始まる。入口に掛けられた白地に紅梅の暖簾をくぐると、そこには別世界が待ち受けている。雨に濡れた石畳の両端には背の低い灯籠が足元を照らし、玄関へと導いてくれる。広い玄関を上り、畳で敷き詰められた廊下を食事の席へと向かう。廊下の突き当たりには、白壁に開けられた丸窓が庭の新緑を切り取って見せてくれる。
このお店は、どの和室からも日本庭園が眺められるように作られている。席に座り、日本庭園を眺める。雨に濡れ透き通るような新緑のモミジ葉が、ライトアップされて美しい。奥のツツジは赤い花を咲かせ、背景の石垣や苔の築山に映える。暮れなずむ空に黒く枝を広げた庭木は、私を和やかな落ち着いた気持ちへと誘う。
テーブルペーパーには田植の絵が描かれ、箸入れペーパーには額紫陽花が彩りを添える。食前の心の準備は整った。これから運ばれる日本料理に期待は高まる。テーブルに置かれた『梅の花膳』(一番のお勧めです)のおしながきに目を通す。
まず仲居さんの丁寧な挨拶の後、持参した木の箱が手元に置かれる。開けてみると三品の小皿があり、紅梅の花を模した小皿にミルキーなお豆腐、白地の小皿には「三つ葉のお浸し」、もう一つは「湯葉煮」だった。
食べ終わる頃、あつあつの「名物とうふしゅうまい」が運び込まれる。あっさり味のポンズをつけると、格別である。テーブル中央の大きな土鍋を熱し、暖かい湯葉を生姜汁と醤油味で楽しむ。暖かい料理の後は、鮪と山芋の市松模様をした「お造り」が出される。その後、再び暖かい「茶碗蒸し」が横に並べられる。出来立てなので、素材の良さを舌で敏感に感じながら楽しめる。銀杏や小さなお餅がプルプルした茶碗蒸しの中から現れるのは楽しい。続いて「おしのぎ」となる。これは料理の中継ぎなのでしょうか? 季節の味わいを持たせて変化する。今回は「刻みレン根入り揚げ出し豆腐」に醤油あんをかけたものだった。レン根の歯ざわりに、暖かさも程よかった。生麸田楽は草餅風味が美味しい。湯葉グラタンはチーズを絡めて洋風だが絶品。
最後に、蒸した餅米に佃煮を乗せた飯物、湯葉の吸物、香の物で締め括る。デザートは4種類より選べるのが嬉しい。煎茶は「八女茶」の新茶だった。
日本庭園を眺めながら自然の息吹に触れ、作り立ての美味しい食事を摂り、楽しい雰囲気の中で会話を楽しみながらの一時こそ『至福』の一言に尽きます。
料理の主体はお豆腐ですので、摂取カロリーも低く、体に優しいのですが満腹になります。皆さんも、この至福の一時を味わいに行かれては如何でしょうか?
| 営業時間 | 平日(昼) 11時~16時 (15時オーダーストップ) 平日(夜) 17時~22時 (21時オーダーストップ) 土・日・祝(夜) 11時~22時 (21時オーダーストップ) |
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| 住所 | 新潟市中央区堀之内南1-33-13 |
| 電話 | 025-242-1900 |
阿部 志郎