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郷土料理 秋山郷
夕暮れに、坂内小路の東堀を過ぎて古町通りとの交差点でタクシーを降りる。古町通りを柾谷小路に向かって、歩いて5分ほどの右側アーケード内に、“郷土料理秋山郷”の文字の入ったあんどん風の店印の店がある。秋山郷の暖簾の懸かった格子戸をくぐると、カウンターに数人の客。すると内のマスターから“いらっしゃいませ”の声がかかる。少し奥に進んでかわいい暖簾をくぐると、小上がりとふすまで仕切られた小部屋がある。
大学医局時代の同年の仲間で、診療が終わってから集まり、たわいのない話をしながら一杯やっている。丁度4~6人から10~12人入る部屋があって都合が良い。秋山郷で採れたのか、小さな炭の束や、山から採って来た季節の花がさり気なく隅に置かれていて、街のなかに山里の雰囲気を感じさせてくれて落ち着ける。
天然のあわ茸、はつ茸、みき茸等のキノコ汁、透明な活やりいかの刺身等、地元をはじめ各地の新鮮な食材を、季節に合わせて上手に調理して出してくれるのが良い。時には白魚に似たいさざの踊り食いや、程よい脂と香ばしい味のイトヨの網焼き等もメニューにのぼる。それに鶴の友、〆張鶴や久保田等の名品の地酒とくると最高である。
また店内のあちらこちらに、女将さんが趣味で描いている絵等が飾ってあり、さり気ないアートを感じさせてくれる。一日を終えたひと時の安らぎを演出してくれる店である。
| 住所 | 新潟市中央区古町通8番町1505-2本間ビル1階 |
|---|---|
| 電話 | 025-229-0298 |
| 営業時間 | PM5:00~PM10:30 |
| 定休日 | 日曜、祝日 |
星野 重幸