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丸亀製麺
平成2009年6月に紫鳥線沿いにオープンした丸亀製麺は、うどんファン待望の店です。うどんの旨さのみならず、店の造り、店員の接遇など、うどん後進県の新潟に黒船来航くらいの衝撃を与えた店と言えましょう。
この店は入口と出口が隣り合わせになっていて、店の中は原則時計回りの一方通行です。入口から入った客は、製麺エリアの前を通り、北海道産小麦大黒と印刷された小麦粉の入った紙袋がうずたかく積まれている角を右に曲がり、うどん茹でエリアにさしかかります。このあたりで列の最後尾につき、目の前の半畳ほどあるメニュー看板から注文する品に目星をつけておきます。ここは紫鳥線に面していて、信号待ちのドライバーから丸見えです。並んでいる客をドライバーが見て、「あんなに客が並んでいるんだから、旨いうどんに違いない」と思わせる宣伝効果を抜け目なく狙っているのです。
メニューの看板を右に曲がると、うどん受け取りエリアに達し、笑顔の店員から「何にいたしますか」と注文の品を訊ねられます。そこで先ほど目星をつけた品を、「かけ並ね」と告げればいいわけです。するとすかさず店員は振りザルに入れたうどんを湯で温め、そのあとゴーッと音がするバキュームという湯切り機で湯を切って、どんぶりにうどんを入れて渡してくれます。このバキュームという機械は、デパートや駅などのトイレに備え付けられている手乾燥機と同じ音を出しますが、似ているのは音だけです。ここで、「汁がかかっていないじゃないか」と気色ばんで店員に食ってかからないようにしましょう。汁は後で自分でかけるシステムです。
注文品をのっけたトレイをもって進むと、天ぷらエリアにさしかかります。ここで、好みの揚げたて天ぷらを調達するわけですが、私はダイエットの関係でたいていここを素通りします。しかし素通りした勢いで、となりのキャッシャーまで素通りしないようにしましょう。余計なことを書くのは、苦い経験があるからです。キャッシャーのところで、かけうどん並の料金280円を支払ったら、その後ろにある給汁器のレバーを押してうどんに汁をかけます。
さらに右に曲がると、無料トッピングエリアです。天かす、おろし生姜、刻んだ葉ネギを、心置きなくトッピングできます。それから、キッチンを囲むようにある座席のうち、すわり心地のよさそうなところに移動して、いよいようどんをすすることに専念します。
さて、この店はセルフサービスなので、食べ終わったら食器をさげることが推奨されています。食器返却棚は、先ほどの無料トッピングエリアのとなりにあり、食器を棚に入れながらキッチンの中の店員に向かって、「ごちそうさま」と言って左を向けば、そこはさっき入った入口のとなりにある出口です。このように動線に無駄のない造りになっています。もちろんうどんは絶品です。この店に入れば、讃岐うどんワールドを心置きなく満喫できること請合いです。
丸亀製麺 新潟中央店
| 住所 | 新潟市中央区紫竹山1-3-6 |
|---|---|
| 営業時間 | 11:00~22:00 |
浅井 忍