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めぐみ

市内には、戦前からのそば屋(やぶそば・山文・丸屋など)と、比較的新しい蕎麦屋(須坂そば・小嶋屋・雪国家・そば竹野・やまぶき・古沢屋・千喜庵その他)があります。

今回紹介するのは、岩室に在ってあまり知られていない手打ちそばの店「めぐみ」です。

私は巻で開業して9年経ちますが、往診の途中で見つけた店です。車で通り過ぎると見過ごしてしまうような、民家を改造した小さな店です。知っている人しか訪れないような作りです。しかし、ここのそばを一度食べた人はその透明感・歯ごたえ・のどごしに感動するでしょう。半透明なのは、更級粉が入るからと言います。口数が少なく、愛想がいいとは言えない主人が毎日打っています。そば粉は下田村から玄そばを取りよせ自家製粉し、そば粉100%で打っています。40歳過ぎで脱サラし、会津の古沢屋で修業し、独自のそば打ちを開眼したと聞いています。味、歯ごたえ、のど越しいずれも申し分なく、そば通でなくとも、こんなそばがあったのかと驚きます。「だし」は「鰹節と昆布」で化学調味料は使っていません。

一人できりもりしているので、メニューはごく限られていて、「もりそば」「ざるそば」「おろしそば」「めかぶそば」の4種のみです。てんぷらもなければ山菜もなしです。

「そば」と「たれ」だけで勝負しています。それだけ自信があるという事でしょう。

場所が分かりにくいのですが、市内からの場合は、新潟西バイパスを経てそのまま116号線に入り、二つ目の田島の信号を右折し300mくらいで越後線の踏切を渡る。その後100mで左折し、広域農道10号線に入る。「みずきの」を経て、多少の紆余曲折を経ながらも巻を越して、岩室の「西中」の信号を越えてから、次の信号(左に曲がると夏井を経て吉田に至る)を右折して(右斜向かいに環境研究所(Kanken)の建物がある)、500mほど進むと、左角に見落としてしまいそうな「めぐみ」という小さな看板があるのがその店である。2本の大きな欅が目印である。 なにしろ目だたない店なのでゆっくり運転してください。

そばを一度食せば、リピーターになること必定である。そば好きの方には、お勧めの店です。

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電話 0256-82-5660
定休日 月曜日
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大西 洋司

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