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『察知力』

丸山 俊章

著者は中村俊輔です。本書は著者のこれまでのサッカー人生の体験談です。著者がサッカー人生を振り返った時に頭に浮かぶのは、成功だけでなく、失敗や迷いの体験がほとんどだそうです。

中2でレギュラーだったのにチームの戦術を理解せず自分のやりたいプレーばかりして、中3でレギュラーを外されイラ立ったこと。

イタリアのレッジーナに移籍したのにプレースタイルの違いから控えの日々を送ったこと。

日韓ワールドカップのときは最後にメンバーから落選したこと。

しかし今では、欧州リーグで日本人初のMVP に選出されたこと。

ここまでこられたのは察知力のおかげです。周囲の空気を読み、自分が今、何をすべきかを知る力、それが察知力である。成功へ向かうとき、必要なものが察知力だと著者は述べています。その他にも様々な名言がちりばめられています。

「考えること」で足りないものを補うこと。

察知力というのは、人が成長するためには欠かせない力であり、目標を達成したい、願いを叶えたいと思うなら、磨くべき重要な力である。

空気を読むというのは察知することであり、それは人を思いやり、他人の気持ちを感じる力である。

体験をノートに書くことで自分を客観視することができ、次につまずいたとき、立ち直るきっかけの一端になる。

プラスに持っていく努力をすれば、何かがつかめるということ。

結果や内容に一喜一憂せず、常に冷静な目で自分自身を見つめ、現実を知り、未来を察知すること。

成功させたいと願い、毎日を100%で生きようと努めれば、なりたい自分になれる可能性が高くなる。

空気を読み、察知し、考える力を磨くこと。

空気を読む力、察知する力は、人を思いやる力でもあり、相手を知り、自分を知り、そして何をすべきか、どういう言葉を発するべきかを考える。そういう気持ちがあれば、人間関係はスムーズに運ぶだろうし、どんな仕事であっても、自分の力を発揮するきっかけをもたらしてくれる。

以上のように物事に迷ったときに、適切な答えを導き出せるような名言がちりばめられていると思いますので、機会がありましたら、お手にとってご覧下さい。

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『察知力』

著者 中村 俊輔
出版社 幻冬社
定価 本体740円+税

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