年表

新潟市医師会のあゆみ

昭和35年(1960)
新潟市医師会及び新潟市内関係 新潟県医師会及び
新潟県関係
国内他

3.30 新潟医科大学 旧制学位審査 終了。

4.1 市医師会員数
A223名、B121名、C95名、計439名。

 新潟市国保、二重加入廃止・結核等一部継続。

4.26 県立ガンセンター建設募金を市医師会員に割り当て、開業医1口1,000円、勤務医200円。

5月 休診日制定アンケート。日曜祭日の休診の確立をめざす。

5.16 市医師会理事会決定事項、1.関東信越税理士国保の診療開始。2.市学校医会問題。3.県医師会理事増員に市医師会より三條英一推薦。

5.20 第16回日本耳鼻科学会(イタリア軒)。

5.28 新潟市学校医師会臨時総会において解散と決定、以後新潟市医師会に業務を移管。

5.29 日本伝染病学会(医学部大講堂)開催。

6.2 昭和34年度決算。

6.12 市医師会定例総会開催(イタリア軒)。ラジオ新潟の坂口献吉社長に保健所における市民無料健康相談の放送を依頼。

6.17 チリ大地震津波被災者に対し、県医師会を通じて義援金一人50円を募り贈る。

7.1 市医師会費の銀行口座引去を富士・第四・北越の3銀行と協議して開始。希望者は依頼書と収入印紙5円を市医師会に提出。

7.11 20日まで毎日、学童海水浴救護班を派遣。午後1:30より3:30まで。

7.16 市医師会理事会、山の下健保病院問題を討議。後に市民病院建設と東新潟医会設立へと発展。

8.29 市医師会役員・代議員合同会議 1.政治資金問題 2.医療金融公庫の取扱いについて 3.日本学校安全会県支部審査員推薦 4.山形医師製薬との契約 5.会館ダムウェイター契約 6.学校医業務基準 7.日本医師連盟代表者会義報告。8.都道府県医師会長協議会報告

9.21 新潟医学会講演、「肝臓障害と神経症状」東大 沖中重雄

10.29 新潟県学校保健研究大会(新潟市鐘淵小学校)開催。

11月 衆議院選挙に高橋清一郎・大島秀一を新潟市医師連盟推薦とする。

12月 新潟大学付属病院看護婦を中心に「増員・賃上げ要求」の病院ストライキ。各方面に拡大。

12.20 新潟市医師会事務所変更。

 県医師会館落成。新潟市医師会は、西堀より医学町の県医師会館へ移転。

12.20 道路交通法施行により、往診車両が駐車違反になる問題を検討。

12.25 新潟市医師会忘年会に長岡市医師会役員3名を招待した。

3.17 県医師会、会館建設実行委員会発足。

3.31 新潟県学校医会解散。

4.17 県医師会館建設実行委員会設立。

4.21 県医師会学術講演会(医学部大講堂)、米国の医学教育 ウェン大学外科ジョンストン教授。

4.28 県医師会 医療制度調査会発足。

 県医師会学校医部に県学校医会を吸収。

7.27 県医師会第33回臨時代議員会において、1.制限医療撤廃、2.保険経済拡大と国民医療の完璧を期す。3.甲乙一本化地域差撤廃、を決議。

10.9 県医師会主催学術講演会(医学部大講堂)。

 1.感染症の抗生剤療法

 慈恵医大 上田泰一

 2.網膜血圧

 三国政吉

11.26 新潟県医師会会館落成。記念祝賀行事

 1.第13回日本医師会設立記念医学大会

 2.日本医師芸術クラブ美術展

12.30 県医は医療金融公庫とは別に、第四・富士・北越の3銀行と運転および設備資金の融資に特別契約を開始。

1.19 日米安保条約調印。

1月 麻酔科の標榜 認可。

4.1 日医 武見会長3選。

 完全診療をスローガンにかかげる。

5.24 チリ地震 三陸大津波

7.1 自治庁、自治省に改称。

 医療金融公庫法案成立(8月16日より貸付開始)。

7.18 第1次池田内閣設立 中山マサ厚相

7.27 武見日医会長は中山厚相に(制限診療および地域差撤廃・甲乙二表一本化・医療費引き上げ)の要望書を提出。

8.1 制限診療撤廃・地域差撤廃・甲乙二表一本化・医療費2.6%引き上げ実現。

8.25〜9.11 ローマオリンピック。

10.1 日医、麻酔禍撲滅啓発運動。

10.12 浅沼社会党委員長刺殺さる。

12.8 第3次池田内閣成立。

12月 南ベトナム解放戦線結成。

 各地でポリオ多発。

12.20 結核にカナマイの単独・二者または三者併用が認められた。