新潟市医師会

  • 新潟市内の医療機関を探す診療科から
    • 内科
    • 小児科
    • 整形外科
    • 皮膚科
    • 眼科
    • 外科
    • 耳鼻咽喉科
    • 産婦人科
    • 精神科
    • 脳神経外科
    • 泌尿器科
    • 脳神経内科
    • 心療内科
    • その他
  • 新潟市内の医療機関を探す地域別から
    地域から探す
    • 秋葉区
    • 北区
    • 江南区
    • 中央区
    • 西蒲区
    • 西区
    • 東区
    • 南区
  • 休日・夜間に病気になったら急患診療センター
  • カラダのこと考えてますか?病気と健康のあれこれ
  • 医師会について
  • 市民の皆様へ
  • 医療関係者の皆様へ
  • 会員の皆様へ

市民の皆様へ

新潟市医師会

支援による腹膜透析− アシステッドPD

丸山 弘樹

(新潟大学大学院医歯学総合研究科 腎医学医療センター)

 

 腹膜透析(peritoneal dialysis, PD)は、おなかの中にある腹膜の機能を利用して血液を 透析する方法です。腹膜とは、腹壁と内臓を おおう薄い膜です。おなかの中に入れたカ テーテルから透析液を注入して、一定時間ためておきます。この間に、腹膜の血管内の老廃物や余分な水分が徐々に透析液に移動します。この透析液をカテーテルから体の外に排 液して、新しい透析液と交換します。

 連続携 行式腹膜透析(continuous ambulatory PD, CAPD)では、1日4回程度透析液の交換を します。CAPDでは、緩やかな透析が行える ので、体への負担が比較的少なく、血液透析と比べて、残存腎機能が保たれやすく、透析を始めてからも尿が出ます。血液透析では週 3回透析施設に通院する必要がありますが、PDは在宅ベース、自己管理の治療で、通院 は月1から2回で済みます。

 また、夜間寝ている間に機械を使って自動的にPDを行う自 動腹膜透析(automated PD, APD)という方法があります。機械との接続と切り離しは、就寝前と起床後の1回ずつで済みます。 高齢および併存する病気(例えば、脳血管 障害による麻痺、視覚障害、手指の力の衰え)のため自己管理できない場合でも、家族、医療者から支援が受けられれば、在宅、老人 ホーム、透析病院などでPD治療を受けられ ます。このような支援を要するPDをアシス テッド(assisted)PDといいます。

 今後、高齢で併存疾患を抱える腎不全患者の増加にともない、PDの方法としては、アシステッド PDの増加が想定されます。アシステッドPD では、CAPDと比べて支援者の負担が少ない APDが選択されることが多いです。支援者の負担を軽減するように配慮することも大切 です。

(2017.06.26)

市民の皆様へ
休日や夜間に病気になったら
症状のセルフチェック
各科からのお知らせ
  • 内科
  • 小児科
  • 外科
  • 精神科
  • 整形外科
  • 産婦人科
  • 眼科
  • 耳鼻咽喉科
  • 皮膚科
  • 泌尿器科
  • 放射線科
  • 脳神経外科
  • 心療内科
  • その他の科
病気と健康のあれこれ
予防接種
乳児・妊婦検診、各種がん検診
  • 乳児・妊婦検診
  • 職場等で健康診断を受ける機会のない方のための検診
市民公開講座
かかりつけ医
  • かかりつけ医とは
  • 病診連携事業
  • 病診連携事業に参加している病院
  • 在宅医療
新潟市医療機関一覧
禁煙外来を行っている医療機関一覧
認知症かな?と思ったら
病気に関する記事の検索一覧
  • トップページへ
  • ホームページTOPへ戻る
  • このページの先頭へ
新潟市医師会事務局
〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号
TEL : 025-240-4131 FAX : 025-240-6760e-mail : niigatashi@niigata.med.or.jp
  • ご利用にあたって
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
  • リンク
  • お問合せ
©2013 Medical Association of Niigata City.