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スギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎に対する新しい治療(舌下免疫療法)

小島 純也

(秋葉区 小島耳鼻咽喉科医院)

 2014年にスギ舌下免疫療法が、2015年11月にダニ舌下免疫療法が保険適応となりアレルギー性鼻炎に対する治療が変わってきました。

 舌下免疫療法は原因となる抗原の治療薬を舌下(口腔底)に数分間保持します。現在スギ治療薬は液薬、ダニは錠剤で2種類あり投与スケジュールはそれぞれ数日から、数週の増量期がありその後は維持量を毎日、数年に渡って投与することになります。治療完了までに明確な基準はないのですが多くの場合2年以上継続し、可能であれば3年から5年の継続が望ましいとされています。

 治療のイメージとしては今まで鼻内に花粉が10個入ってしまうと鼻汁、くしゃみ、鼻閉が出ていた方が50個入るまでは症状出なくなるというふうに考えていただければ良いと思います。

 そのため新潟県のようにスギ花粉の飛散量が少ない地域では効果が出る場合が多いのではないかと個人的には考え、実際に2016年1シーズン治療してみて多くの方に効果が出ていました。

 一般的に治療効果も80%の症例で認められますがこれだけで症状を十分にコントロール出来ない症例や効果無効例(約20%程度)も存在すると言われています。

 口腔内にアレルギーの原因となるものをいれるのでかゆみや、舌下腫脹、口内炎、胸やけなど軽微な副作用が出現することがあります。

 舌下免疫療法の開始時期はスギ花粉の非飛散期の6月から12月上旬です。

 飛散期はアレルゲンに対するリンパ球などの反応性が活性化しているのでその状態で開始すると副作用の出現する可能性が増大してしまい安全に行えないので治療は原則開始しません。

 舌下免疫療法の適応はスギ花粉、ダニが症状の原因であることを確定診断する必要があります。

 年齢は12歳以上が適応になります。

 適応外の場合もあるのでご興味のある方はお近くの耳鼻咽喉科医院に御相談ください。

(2016.06.24)

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