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大人でもADHDと診断されることがあります

北村 秀明

(西区 医療法人水明会 佐潟荘)

 私が精神科医になりたての頃には、ADHD(英語名のAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略)、すなわち注意欠如・多動症、または注意欠如・多動性障害というのは、もっぱら子どもの病気でした。しかし今やADHDを含む神経発達障害の専門機関でない精神科病院の外来にも、「自分の悩みや問題がADHDに由来するのではないか」と考えて受診される成人の患者さんが増えています。子どもの病気であって大人の病気、これはいったいどういうことでしょうか?

 いちばん分かりやすいのは、子どもの頃にADHDの診断を受けたことがある人が、大人になって改めて受診する場合です。おそらく不十分な改善のままにADHD治療が中断されてしまった方が再受診するのでしょう。あるいは、就学前や小学校低学年時にADHDの可能性を示唆されたものの、当時は医療機関を受診するまでには至らず、成人するまで症状と生活障害を持続させていた人も含まれるでしょう。

 その他、これまでADHDの可能性にはまったく気付かず、最近のインターネットやマスメディアからの情報を偶然得るか自ら探し当てて、受診に至った患者さんも増えています。ただし、ADHDの不注意の症状や実行機能の問題は、別の様々な精神疾患においても広く存在する症状群ですので、自己診断は禁物で、やはりADHDの診断に習熟した精神保健の専門家に相談する必要があります。相談者自身、あるいは両親や配偶者に症状を評価してもらう専用の質問紙や、専門家が実施するADHD診断のための面接法が利用されることがあります。

 このように成人のADHD診断には特有の難しさがあるのですが、正しく診断を下すことができたならば、ADHDの症状改善薬(保険適応あり)を利用するという選択肢もあります。「診断=くすり」という訳ではありませんので、主治医とよく相談して決めることが肝要です。

(2016.01.18)

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