新潟市医師会

  • 新潟市内の医療機関を探す診療科から
    • 内科
    • 小児科
    • 整形外科
    • 皮膚科
    • 眼科
    • 外科
    • 耳鼻咽喉科
    • 産婦人科
    • 精神科
    • 脳神経外科
    • 泌尿器科
    • 脳神経内科
    • 心療内科
    • その他
  • 新潟市内の医療機関を探す地域別から
    地域から探す
    • 秋葉区
    • 北区
    • 江南区
    • 中央区
    • 西蒲区
    • 西区
    • 東区
    • 南区
  • 休日・夜間に病気になったら急患診療センター
  • カラダのこと考えてますか?病気と健康のあれこれ
  • 医師会について
  • 市民の皆様へ
  • 医療関係者の皆様へ
  • 会員の皆様へ

市民の皆様へ

新潟市医師会

不眠症状の原因としての「脚むずむず症候群」

小熊 隆夫

(北区 松浜病院)

 不眠症状は様々な疾患に伴いよく認められる精神症状ですが、対症療法的に一般的な睡眠導入剤を使用しても良くならない「脚むずむず症候群=レストレスレッグス症候群」という疾患をご存知ですか。

 日本では人口の1~4%の人が罹患しているとされており、そのうち治療が必要とされるのは3分の1から半数程度といわれています。

 症状は、夕方から夜間、長い時間じっとしていなければいけない時、脚がむずむずするとか、ひりひりするとかいった不快な症状が出現し、脚を動かしたりすることで改善するが、またじっとしていると不快感が出現するといったものです。日内変動があり、夜間に特に出現・増悪するために不眠症状を呈することになる訳です。不快な感覚としては、その他、熱感や痛みを訴えたり、電気が流れるような虫が這うような感覚として訴えられることがあります。

 女性に多く、特に妊娠期に多いことも報告されています。また腎不全や鉄欠乏症で多いことも報告されており、体の病気に合併して症状が二次的に出現することもあります。

 不眠症状が継続、増強することで日中の活動性が低下して抑うつ状態になることもあり、このため精神科に受診、紹介されることもあります。

 対症療法として日常生活の改善(規則的な生活をする。適度な運動をする。カフェイン、アルコール、ニコチンなど症状を悪化させるものを避ける。など)もありますが、薬を使用する治療も行われるようになっています。

 不眠症状は生活習慣の乱れや精神的ストレスでも起こり得ますが、通常はそれらを改善することで早期に症状はなくなります。それらの要因もなく、毎日、数時間しか眠れず日中の活動に支障があるような状態が続くようであれば、不眠症状に隠れた疾患がある可能性があります。そのような場合には早めに掛かり付けの医療機関に相談してください。

(2017.02.27)

市民の皆様へ
休日や夜間に病気になったら
症状のセルフチェック
各科からのお知らせ
  • 内科
  • 小児科
  • 外科
  • 精神科
  • 整形外科
  • 産婦人科
  • 眼科
  • 耳鼻咽喉科
  • 皮膚科
  • 泌尿器科
  • 放射線科
  • 脳神経外科
  • 心療内科
  • その他の科
病気と健康のあれこれ
予防接種
乳児・妊婦検診、各種がん検診
  • 乳児・妊婦検診
  • 職場等で健康診断を受ける機会のない方のための検診
市民公開講座
かかりつけ医
  • かかりつけ医とは
  • 病診連携事業
  • 病診連携事業に参加している病院
  • 在宅医療
新潟市医療機関一覧
禁煙外来を行っている医療機関一覧
認知症かな?と思ったら
病気に関する記事の検索一覧
  • トップページへ
  • ホームページTOPへ戻る
  • このページの先頭へ
新潟市医師会事務局
〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号
TEL : 025-240-4131 FAX : 025-240-6760e-mail : niigatashi@niigata.med.or.jp
  • ご利用にあたって
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
  • リンク
  • お問合せ
©2013 Medical Association of Niigata City.