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平成12年度学校心臓病検診結果
在籍生徒数は44993名で、毎年約1000名ずつ減少している。
精密検診を必要とする者は1189名で、895名(75%)がメジカルセンター、279名が他医療機関で検診を受けた。精密検診を受けなかった者は15名であった。
精密検診の結果、要管理者は685名(58%)で、小学生366名、中学生277名、高校生42名であった。
在籍生徒数に対する要管理者の割合は、小学生1.32%、中学生1.86%、高校生1.74%であった。
要管理者685名のうち全く運動制限を必要としない者は、644名(94%)であった。医療区分では、要医療者は17名、要観察者が668名であった。
要医療者の内訳は、先天性心疾患6名、川崎病既往5名、心電図異常2名、心筋疾患2名、弁膜症2名であった。
心電図異常は、期外収縮197名、心室内伝導障害126名、WPW症候群59名であった。房室ブロックは45名で2度ブロックは12名であった。発作性頻拍はいずれも上室性で2名が要医療であった。
先天性心疾患は心室中隔欠損が97名と最も多く、35名が手術を受けていた。ついで肺動脈弁狭窄30名、心房中隔欠損28名、ファロー四徴症22名、動脈管開存16名、大動脈弁狭窄7名と昨年と同じ傾向であった。
今回の検診で初めて発見された先天性心疾患は中学生5名で、心房中隔欠損3名、肺動脈弁狭窄2名であった。心房中隔欠損の1名は手術が必要とされた。
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