市民のみなさまへ

新潟市医師会

平成15年度学校心臓病検診結果

  1. 在籍生徒数(新潟市立の小中高校生)は44,942名で、昨年度の45,369名よりも427名減少した。
  2. 在籍生徒数に対する要管理者の割合は、全体で44,942名中、690名(1.53%)が要管理者であった。
  3. 要管理者690名のうち、全く運動制限を要しない者は676名で要管理者の97.9%であり、平成14年度同様の結果であった。
  4. 精密検診の結果、有所見者は879名(精検受診者の79.4%)であったが、管理不要者が189名(受診者のうち21.5%)であるため、異常所見で抽出され、医療区分で管理を必要としたものは690名となり、有所見者のうち78.4%が管理を必要とした。
  5. 心電図異常は、期外収縮(244名、45.4%)、右脚ブロックなどの心室内伝導障害(117例、21.8%)、WPW症候群(58例、10.8%)、房室ブロック(35例、6.5%)、異常洞調律(18例、3.3%)などが多く見られた。
  6. 要医療となった4名の内訳は、発作性心臓頻拍1例、QT延長1例、WPW症候群2例であった。
  7. 循環器以外の疾患は、肥満、甲状腺疾患、筋ジストロフィー各1例であった。

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