高橋 祥史
新潟市医師会会員の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
2024年10月11日、新潟市西区真砂に新たに誕生しました真砂メディカルゾーン内に内科クリニックを開院いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、私が開業を決意したきっかけについてお話しします。
私は消化器内科医としてこれまで勤務してきた柏崎総合医療センター、新潟大学医歯学総合病院、新潟県立がんセンター新潟病院で多くの患者さん方と関わらせていただくことで、様々な知識や経験を得ることができ、充実した日々を過ごしておりましたが、いつからか、病気の発見・治療だけでなく、地域における、かかりつけ医として、患者さん方とより身近な距離でしっかり向き合いたいという強い思いが生じてきました。そうした中で、私が研修医時代からお世話になっていた冨田幸治医師と数年ぶりにお話しする機会があり、その際に私の気持ちをお伝えしたところ、冨田医師も私と同じ考えを持たれていたことが分かりました。その時の会話がきっかけとなり、2人で開業することを決意いたしました。
次に当院が位置する新潟市西区の現状ならび真砂メディカルゾーンについてご紹介いたします。
新潟市西区は、2020年時点で高齢化率が29.0%と高く、今後も75歳以上の後期高齢者人口が増加すると予測されています。現在、新潟市では人口減少や高齢化、医師の働き方改革などを背景に、地域医療構想を推進し、医療機関の機能分化・連携が求められております。このような地域性と現在の医療環境下において、当院の他、皮膚科クリニック、小児科クリニックといった複数のクリニックが集まる真砂メディカルゾーンは、患者さん方にとって、複数の診療科を一度に受診でき、また、同じ場所で薬を受け取ることも可能な為、医療機関をはしごする手間が省けることから、利便性が向上します。異なる診療科の医師が連携しやすい為、総合的な医療サービスを受けられることから、連携医療の促進にも繋がりますので、地域住民の健康をサポートする新たな医療施設として今後、重要な役割を担っていくことが期待されております。
ここからは当院についてご紹介をさせていただきます。
当院は消化器内科医である私と循環器内科医である冨田医師の2診体制で診療を行っております。また、当院ではWeb予約、Web問診システム、自動精算機を導入し、十分な診療時間の確保と患者さん方の待ち時間短縮を図っていますが、予約がない方々も可能な限り、診療を行っています。当院で行っている検査・治療について簡単にご紹介いたします。
私の専門分野である、消化器内科分野で行っている検査・治療は、上・下部内視鏡検査、腹部エコー検査(※対象となる患者さんには肝硬度測定も行っています)、大腸ポリープ切除術、ピロリ除菌治療、炎症性腸疾患治療などを行っております。なお、上・下部内視鏡検査につきましては、静脈麻酔を用いた鎮静下での検査・治療も行っておりますので、鎮静下での内視鏡検査を希望されている患者さんがおられましたら、ぜひ、ご紹介いただければ幸いです。
冨田医師の専門分野である、循環器内科分野で行っている検査・治療は、心臓エコー検査、下肢静脈エコー検査、頸動脈エコー検査、ABI検査(足首と上腕の血圧の比を計測し、動脈硬化の度合いや早期血管障害を検出する検査)の他、心臓ペースメーカーチェック、不整脈治療、心不全治療などを行っております。
また、各々の専門分野以外にも、生活習慣病、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症の他、内科全般にわたる診療を行っておりますし、通院が困難な方には訪問診療も行っています。
最後になりますが、当院の基本理念である『心に寄り添う温かな医療(癒療)』の下、地域に根差した温かなクリニックとなることを目標に、スタッフ一同、日々、努力をしていきますので、今後ともご指導とご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。



