新潟市医師会

新潟市医師会報より

新潟市医師会総会印象記

県庁・がんセンター班古泉直也

令和4年11月26日（土）新潟東映ホテル2階朱鷺の間でN［EXT］A 開設記念講演会・第10回総会・医師連盟総会・総会セレモニー・懇親会が開催されました。今年度は新型コロナウイルス感染症の第7波拡大中という状況でありましたが、3年ぶりに一般会員の参加を含めての開催となりました。透明アクリル板の仕切り、マスク、消毒薬配備の厳重な感染対策管理の下で開催でした。実は、以前から総会印象記を新潟市放射線科専門医会会長樋口健史先生から頼まれていたため、どの様な状況になっても出席し任務を遂行するつもりだったので、防護用眼鏡と手袋という重装備を用意していましたが、会場の感染対策管理が十分そうだったのを確認して使いませんでした。

15時半より大滝一副会長の司会で新潟次世代医療科学研究協議会、N［EXT］Aの開設記念講演会が始められ、浦野会長より事業概要についての説明がありました。N［EXT］Aはこの7月に新潟市医師会のシンクタンク機構として設立されたとのことでした。シンポジウム『かかりつけ医について』があり、「かかりつけ医をめぐる諸問題について」と題し、県医師会理事・日本医師会医療政策会議かかりつけ医WG委員の小柳亮先生のご講演があり、新潟市医師会理事・N［EXT］A統括局の横田樹也先生・阿部行宏先生のかかりつけ医に関するアンケートの調査概要のお話があり、大阪大学大学院医学系研究科・N［EXT］A主任研究員の島村実希先生と新潟市医師会業務課長・N［EXT］A研究開発局の斎川克之先生から今後の展望のお話がありました。

16時半頃に第10回新潟市医師会総会が始まり、横田樹也先生の司会で、浦野会長の挨拶ののち、議長には代議員会議長の新田幸壽先生、副議長には中村茂樹先生を選出し、新田議長の議事進行で行われました。

議事に入る前に、昨年の総会から本日までの間に、お亡くなりになられた先生方へ弔慰ののち、令和3年度新潟市医師会事業報告が総務担当理事横田樹也先生からあり、会計担当理事山本泰明先生からの令和3年度新潟市医師会の決算報告がありました。

続いて、令和4年度新潟市医師連盟総会があり、新潟市医師連盟委員長浦野正美先生よりご挨拶があり、代議員会議長の新田幸壽先生が互選により、医師連盟総会議長に指名され、横田樹也先生より令和3年度新潟市医師連盟事業報告がありました。山本泰明先生から決算報告がありました。

17時頃から総会セレモニーがあり、新潟市医師会会長浦野正美先生、新潟大学医学部長染矢俊幸先生、新潟県医師会長堂前洋一郎先生、衆議院議員細田健一先生、衆議院議員塚田一郎先生、参議院議員打越さく良先生からご挨拶がありました。

つづきまして、功労会員表彰があり、小田弘隆先生、笠原紳先生、私古泉直也、西條康夫先生、中村和利先生、橋本謹也先生、平野春伸先生、柳本利夫先生、渡辺徹先生が表彰され、私古泉が壇上で表彰状と記念品をいただきました。実は会場に着いた時点で、功労会員中出席が私一人であることに気づき、もしかして壇上で何か（気の利いたことでも？）言わないといけないんだったっけ？、と、そればかりを気にしていたため、無事に何も言わずに檀を降りるまですっかり上の空で、それ以降はすっかりふぬけになっていました。

その後、新潟市医師会地域医療研究助成事業において、今年度の新規採択者となった皆様に認定書の授与が行われ、古川浩一先生、大倉裕二先生、本間大介先生に認定書授与が行われました。

長寿会員の慶祝は、本年は米寿12名の先生方でそのうち、佐々木繁先生、佐々木壽英先生がご出席され、席上でお祝いと記念品贈呈が行われました。

18時からの新潟市医師会総会懇親会は、私は残念ながら勤務先の新型コロナ対策の方針に従って懇親会への出席を控えさせていただきました（前日職場で確認して慌てて欠席に変更しました）。横田理事の進行で、新潟市医師会副会長岡田潔先生のご挨拶の後、来賓は新潟市長中原八一先生、新潟市議会議長古泉幸一先生、衆議院議員西村ちなみ先生、新潟市歯科医師会会長荒井節男先生、新潟市薬剤師会会長國井洋子先生からご挨拶があり、安住基先生、聖園病院長内山政二先生、こばりファミリークリニック院長蒲澤千昌先生、塚田芳久先生、びとく整形外科クリニック院長高橋美徳先生、ふじかわ皮ふ科クリニック院長藤川大基先生、古川浩一先生から新規入会のご挨拶があり、中締めの挨拶は新潟市医師会副会長大滝一先生だったとのことです。

恒例だったくじ引きはなく、参加者全員に手土産付きでした。

医師会の皆様、出席された皆様、お疲れ様でした。次は気楽に参加できるようになりたいですね。