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新潟市医師会報より

新潟市医師会

新幹線

海津 省三

令和7年11月の新潟市医師会総会の時に、 毎年出席していた私の知り合いの中原市長がその時スペインに出張中とかで、その代理の方がおられた。その方に私が「花角県知事が柏崎刈羽原発6号機を再稼動する代価として、長岡から糸魚川までの新幹線を建造するよう赤澤経済産業大臣にお願いしたらどうですか。その様に中原市長にも伝えて下さいよ」と極めて政治的な話をした。いち素人がくそ生意気と思われそうだが、そこはやむにやまれぬ大和魂である。

そもそも上越新幹線は簡単に出来た訳ではない。当時国鉄の新幹線担当者達は上野から高崎までと考えていた。新潟まで引くと採算がとれないとのことである。その時田中角栄が国鉄職員の担当者を呼んで、地図上に上野から新潟までに定規を当て、赤鉛筆でまっ直ぐに線を引いた。その時に力が入り過ぎて赤鉛筆の芯がポキッと折れたと云うことまでわかっている。もし角さんがいなかったら上越ではなく上高新幹線だったのである。今考えるととんでもなく恐ろしいことである。それは新潟・長岡・湯沢等の人々の利便性と恩恵を考えれば自ずとわかることだ。その既に上越新幹線が完成した後に長岡から金沢方面までの北陸新幹線の構想が、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼の頭にあった。しかしそこに待ったを掛けたのが当時の新潟県知事である。彼は角さんに内緒で密かに六日町から犀潟までのほくほく線の計画を地元の人達に頼まれて進行させていたのである。それが角さんに露見して、ある時新潟鍋茶屋で二人が大喧嘩になった記録がある。 君知事も角さんに楯突いたのだから大したものである。結局角さんが折れて、長岡駅から金沢方面をつなぐ予定の0番線が残った。今それがあるかどうか最近新幹線で長岡方面に行ってないのでわからない。

これから関東方面では富士山が大噴火するとか、東京直下型地震が起きたら被害が甚大でとか色々云われているのだから、その前に長岡からの北陸新幹線の造設を柏崎刈羽原発を容認するのであるから花角県知事は赤澤経産大臣に直訴して良いと思う。赤澤氏の頭の中では原発の電力エネルギーはリニアモータカーに使われる確信が出来たと考えているからだ。現在のほくほく線の経営は思わしくなく、長岡から糸魚川までのわずかな距離の新幹線が出来れば、途中の寺泊の魚屋さんや柏崎周辺の方々も原発再稼動に納得する部分が多々あると思われる。

五十年前位になるが、その頃私は県立坂町病院に勤務中であったが、村上の漆工芸家である小野為郎氏と友人関係になっていて、彼の作品を時々買っていた。田中角栄氏からも1000万円位の注文があると為郎さんは奥さんと一緒に東京目白の角さん宅にうかがうことが度々あった。その時奥さんからは角さんと対面すると、大衆を前に演説するのとは全く違って、極く普通のおやじさんで、威張った様な所は微塵も見せない人物だと聞いていた。それで日本の官僚ばかりか、中国の毛沢東や周恩来もころっと参ってしまったのだ。おこがましくも為郎さんに、今度目白に行く時私も連れていってくれないか。と頼んだら「ああ、いいよ」と快諾してくれたので、楽しみにしていたのであるが、ある日為郎氏が急死し、しばらくして角さんが脳梗塞で倒れてしまった。心の空しさは云い様がない。それは今でもずっと引き摺っている。

(令和8年3月号)
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