細野 浩之
日本酒、味噌、醤油造りで独自の文化を作ってきた、発酵の町・沼垂で、2016年3月に、小さなクラフトビールの醸造所が誕生しました。そのマイクロブルワリーに併設されたブルーパブが「沼垂ビアパブ」です。初めは栗木バイパスに面したところにあるプレハブの建物に木のテーブルが二つほど。長椅子で、お客さん同士で席を譲り合って、和気あいあいと飲んでいました。2020年の8月からは沼垂テラスの近くに移転して、民家を改造して、靴を脱いで上がる、ほっとするような、とても居心地の良いパブになりました。
沼垂のスピリットを感じさせる、地ビールをどうぞ。まずは定番の「天の川ペールエール」「コシヒカリ・ヴァイツェン」「荒波IPA」などや「ニイガタ・オールドデイズ」はいかがですか。迷ったらお試しセット3種もあります。少し気分を変えて、「飯豊の孤独IPA」「弥彦の清涼IPA」「五泉アロニアエール」「天空の高根蕎麦の実エール」「ルレクチェ・ビール」「文旦ウィートエール」「佐渡番茶エール」なども楽しんでください。〆は「日本海の夕日スタウト」ですね。つまみは、発酵の町沼垂で造られた味噌や豆腐や定番のソーセージはいかがでしょうか?しかし、あくまで主役はビールです。
ご当地の香が入ったビール、ネーミングがぴったりくるIPAなどや季節によっても、様々な味と香りのビールが造られ、どんどん改良されて新しい味も追加して造られていく、地元ならではのビールが味わえます。行くと今日は何のビールがあるのかな?今日はどのビールにしようかなと、毎回迷ってしまいます。
お客さんは、今はコロナ禍で、さすがに来られませんが、意外に県外の観光客が多く来られます。新潟のどこが良かったのか聞いたり、お勧めスポットやお店を教えたり。おかげで新潟の良さを再実感できたりしました。
沼垂ビールには、オーナーさんやスタッフの方の思いや、新潟や沼垂のソウルを感じさせるビールが、樽いっぱいに詰まっています。
さて今日は、どのビールを飲もうかな?
沼垂ビール マイクロブルワリー&ブルーパブ「沼垂ビアパブ」
住所 | 新潟市中央区沼垂東2丁目9-5 |
---|---|
電話 | 025-383-8720 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 火曜日~金曜日 17:00~21:00 土曜日 13:00~21:00 日曜日 11:30~17:00 |
ホームページ | http://nuttaribeer.co.jp/ |
発酵の町 沼垂ビール |