新潟市医師会

  • 新潟市内の医療機関を探す診療科から
    • 内科
    • 小児科
    • 整形外科
    • 皮膚科
    • 眼科
    • 外科
    • 耳鼻咽喉科
    • 産婦人科
    • 精神科
    • 脳神経外科
    • 泌尿器科
    • 脳神経内科
    • 心療内科
    • その他
  • 新潟市内の医療機関を探す地域別から
    地域から探す
    • 秋葉区
    • 北区
    • 江南区
    • 中央区
    • 西蒲区
    • 西区
    • 東区
    • 南区
  • 休日・夜間に病気になったら急患診療センター
  • カラダのこと考えてますか?病気と健康のあれこれ
  • 医師会について
  • 市民の皆様へ
  • 医療関係者の皆様へ
  • 会員の皆様へ
  • 入会申込

新潟市医師会報より

新潟市医師会

あとがき

小林 晋一

先日の全豪オープンテニストーナメント女子の大坂なおみ選手の優勝は素晴らしく、過去数十年の日本選手の実績を知るものにとっては奇跡としかいいようがない。この大坂選手の決勝戦は、深夜リアルタイムのテレビでみていた。昨年に比べ、フットワークが向上し、サービスも強力となり確実性も増し、さらに風貌に落ち着きが漂い精神面での成長もうかがえた。試合は3セットまでもつれ、大接戦となったが、ドキドキしながらもなんとなく安心してみていられた。

また、男子の錦織選手のベスト4進出も大きな称賛に値する。そのほかスキージャンプや複合、スケート、卓球、バドミントン、水泳、サッカー、野球などスポーツのさまざまな分野で、日本選手の世界的レベルの活躍はわれわれに大きな希望と勇気を与えてくれる。

このようにいろいろなスポーツでの選手の活躍は、選手個々の才能や努力もさることながら、技術、精神両面での専門トレーナーをはじめ栄養管理やそのほか大勢のスタッフによるチームとしての総合力に負うものといわれている。そのトレーニング方法の改良や進歩を支えているのがデータの詳細な抽出と解析と方法の具現化であり、それを可能にするのがITの進歩である。

IT技術の進歩はめざましく、限りない。その進歩の行きつく先は私のようなガラ系世代にとっては計り知れない。いみじくも、本誌1月号の「あとがき」で浅井先生が書いておられるように、その未来は、人間にとって決して明るいものではなさそうである。IT技術の進歩により生活が便利になるとしても必ずしもそれが幸福につながるとは限らない。世界レベルの競争では科学技術の限りない進歩を目指すのは必然のことであろう。しかし、ひとの幸福という観点からは、進歩もほどほどがよい。手おくれのはかない望みであるが、スポーツの分野で体力的に劣る日本人が世界レベルを維持できるに足るところくらいでとどめておいてもらいたいものである。

(平成31年2月号)

  • < あとがき
  • あとがき >
新潟市医師会報より
新潟市の素描画
  • 2025年度作品一覧
  • 2024年度作品一覧
  • 2023年度作品一覧
  • 2022年度作品一覧
  • 2021年度作品一覧
  • 2020年度作品一覧
  • 2019年度作品一覧
  • 2018年度作品一覧
  • 2017年度作品一覧
  • 2016年度作品一覧
  • 2015年度作品一覧
  • 2014年度作品一覧
  • 2013年度作品一覧
  • 2012年度作品一覧
  • 2011年度作品一覧
  • 2010年度作品一覧
  • 2009年度作品一覧
  • 2008年度作品一覧
  • 2007年度作品一覧
  • 2006年度作品一覧
  • 2005年度作品一覧
巻頭言
学術
特集
病気と健康のあれこれ
寄稿
開院の自己紹介
わたしの好きな店
マイライブラリィ
私の憩いのひととき
旭町キャンパスめぐり
病院だより
勤務医ツイート
Doctor's Café
理事のひとこと
新潟市一次救急医療施設の利用状況
あとがき
  • トップページへ
  • ホームページTOPへ戻る
  • このページの先頭へ
新潟市医師会事務局
〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号
TEL : 025-240-4131 FAX : 025-240-6760e-mail : niigatashi@niigata.med.or.jp
  • ご利用にあたって
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
  • リンク
  • お問合せ
©2013 Medical Association of Niigata City.