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新潟市医師会報より

新潟市医師会

あとがき

熊谷 敬一

今年は猛暑、豪雨の夏でした。猛暑は異常とまでいわれました。近年、冬も夏も極端な気象が現れやすいと思います。気候変動が進んでいるといわれ、地球環境の持続可能性が危ぶまれます。

ところで、伊勢神宮では20年ごとに式年遷宮が行われています。礎石がなく穴を掘り地面に直接柱を立てる工法であるため、一定の期間で建て替えが必要になります。遷宮の持続可能性に大きくかかわるのは用材の確保でしょう。従来は木曽檜が使われてきましたが、神宮の背後の山林で用材のための檜を植樹して育成するという取り組みが行われています。内宮、外宮、各別宮、合計数十棟の建て替えのために膨大な用材が必要であり、最大で樹齢200年の檜材が必要です。すべての用材を供給するためには、常時用材10セット分の檜の育成を継続することが必要です。大変な事業ですが、森林資源の再生が実現すれば遷宮は持続可能となるでしょうか。

資源やエネルギーが枯渇することにより発展は阻害されます。再生可能な資源やエネルギーを利用してゆくことが重要です。国連で決議されたSDGsの意味は、人類全体でこの取り組みを進めてゆくことだと思います。同時に、発展の速度をコントロールすることも重要ではないかと思います。伊勢神宮では社殿の仕様や棟数が不変ですが、もし規模が大きくなったり、数が増えるようになったりすると持続可能とは言い切れなくなると思います。バランスよく発展してゆくことが必要です。

今後、気候変動をある程度抑制してゆくことが可能なのかは分かりませんが、仮に抑制とまではいかなくとも何らかの対応を可能にして、最終的に持続可能な社会が実現をできることが望ましいのではないでしょうか。

(令和4年9月号)

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