梅雨晴れの庭に、花満開の紫陽花が輝く季節となりました。新潟市医師会報627号をお届けいたします。今月も、諸先生方から沢山のご寄稿をいただき、充実した1冊となりました。ありがとうございます。
最近の編集委員会の活動について、ご紹介させていただきます。
委員会は、医師会副会長1名、担当理事4名、委員12名により構成されています。また、表紙は特別委員・小林晋一先生の絵画で飾っていただき、事務局総務課のお二人からは、強力なバックアップをしていただいております。
編集委員会の校正作業は、ゲラ刷り原稿に誤字・脱字がないかの確認から始まります。最近では、パソコンで原稿作成される先生が多いと思います。日本語には同音異義語が多く、誤変換がないかに気を配ります。「だ・である/です・ます」「漢字/ひらがな/カタカナ」「漢数字/アラビア数字/ローマ数字」などに関する「表記ゆれ」がある場合には、原稿内の統一性に配慮いたします。事実の誤り、差別表現や不適切表現がある場合には、必要な修正をさせていただきます。また、読みやすさの観点から、長いながい文章には読点・句点を入れさせていただくこともあります。執筆いただいた先生のご意向に背くことがないよう、慎重に校正作業を実施しています。
編集委員会も、2020年1月に勃発したコロナ禍に翻弄されました。
2020年2月から、十分な距離を確保し、換気・マスク着用・消毒などに配慮しながら、理事会室で短時間の校正作業を続けました。しかし、感染症患者さんと接する機会のある委員もおられるため、2021年4月からは医師会に設置されたZOOM機器を用いてのオンライン開催といたしました。約2年間、委員同士顔を合わせることがありません。画面を通してメンバーの表情は見ることができますが、一堂に会して話し合った頃とは、盛り上がり方が違うように感じます。一日も早く日常生活が戻り、理事会室で笑顔溢れる会議が催せる日が来ることを願っています。
(笹川 基 記)