笹川 力
第59回日本人間ドック学会学術大会を(一社)新潟県労働衛生医学協会が平成30年(2018)8月30日(木)~31日(金)に、ときメッセで主催致します。この学術大会は新潟県では初めての開催で、学術大会長は加藤公則先生(新潟大学大学院生活習慣病予防検査医学講座教授・新潟県労働衛生医学協会)、名誉大会長は笹川力(新潟県労働衛生医学協会名誉顧問・新潟市民病院名誉院長)です。学術大会のメインテーマは、人が「人らしく」生きるために─健康長寿に寄与できる人間ドックを目指して─です。第1回日本ドック学会は、昭和34年(1959)8月で学会長は橋本寛敏先生(聖路加国際病院長)でした。
新潟県労働衛生医学協会は、昭和37年(1962)に藤口七智会長が新潟県・新潟県医師会・新潟大学医学部・新潟労働基準局による官・医・学・産一体の協力体制のもとに、新潟県民の健康づくり(健康診断と人間ドック)のために設立されました。現在は予防医学のエキスパート機関として年間の健康診断を約65万人、人間ドックを約6万人実施しており、この規模は全国一です。
私は平成6年(1994)4月に新潟県労働衛生医学協会に検診指導医として就職し、平成7年(1995)副会長、平成19年(2007)会長、平成23年(2011)名誉顧問として現在に至っています。そして、日本人間ドック学会には、平成8年(1996)に入会し、平成12年(2000)評議員、平成16年(2004)サーベーヤー委員、平成19年(2007)人間ドックアドバイザー、平成20年(2008)名誉会員として現在に至っています。
平成30年2月15日(木)には、新潟県労働衛生医学協会開催の「健康づくり推進セミナー」をホテル新潟で行ない、日本人間ドック学会理事長篠原幸人先生より特別講演「トータルヘルスケアとしての人間ドック・脳ドック」をいただき、勉強しました。これから医局・事務員の皆さんといっしょに、8月の日本人間ドック学会学術大会の大成功を目指して頑張ります。