笹川 力
私は90歳の卒寿を迎え、「新老人の会」新潟支部世話人代表を今年3月で退任いたしました。これまで、会員の皆様からご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございました。そして、新潟県労働衛生医学協会副会長の佐藤幸示先生が今年4月に、「新老人の会」新潟支部世話人代表に就任されました。
高齢者の新しい生き方を提案する「新老人の会」は、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生を会長に、第三の人生を自立して活躍している75歳以上の方を正会員とし、平成12年(2000年)9月に発足しました。その後、シニア会員(75歳以上)、ジュニア会員(75歳未満)、サポート会員(60歳未満)に分けられました。
私は平成16年(2004年)1月、75歳になって「新老人の会」に入会しましたが、日野原先生から「新潟に是非とも支部を作って欲しい」との要請の手紙が参りました。そこで、私が世話人代表となり、全国で14番目に「新老人の会」新潟支部を平成17年(2005年)10月に設立しました。現在、全国に46支部があります。設立からこれまでに日野原先生から12回来県して講演をいただき、フォーラムを10回開催しました。
日野原先生は、平成29年7月に天寿を全うされ、同年8月に道場信孝先生がライフプランニングセンター理事長と「新老人の会」会長に就任されました。「新老人の会」と新潟支部の今後のご活躍を祈念いたします。
本部会員制度の今までの「新老人の会」は、今年8月で中止し、来年9月に日野原重明記念「新老人の会」東京に移行します。「新老人の会」新潟支部も近く解散し、新たな会へ移行すべく、今年8月に拡大世話人会を開催しました。
(平成30年10月号)