長谷川 愫
新潟近辺も紅葉の便りが聞かれ、行楽地がにぎわいを見せている連休の11月4日、雲一つない晴天に恵まれ市医師会ゴルフコンペは紫雲ゴルフ倶楽部加治川コースで開催されました。
この医師会ゴルフコンペは、通常はあまり参加者が集まらず幹事が参加者集めに苦労しますが、今回は幹事の石井先生の御尽力により、若葉会から多数参加いただき、例年になく18名の盛況でした。
当日の私のメンバーはNMGC中堅のホープ、飛ばし屋寺久保先生と五味先生、ベテランの堅実なゴルフに徹する五十川先生です。普段はレギュラーティーから打っている五十川先生を誘い、後期高齢者二人はシニアーティーでスタートしました。
スタートは4組目の少し普段より遅い10:03加治川コースアウトからスタートしました。出だしからアプローチミスで7とした後もダボペースから抜けられず、最終9番でやっとアプローチが寄って1つパーが取れ、51で上がりました。後半のインは10番でダボを打ったあとは何とかボギーペースで五十川先生についていき、最終18番でこの調子なら100を切れるんじゃないかと考えたのが魔の始まりでした。ティーショットをチョロし50ヤード先の右の林に打ち込んしまい、2打目は打ちすぎて反対の林へ、そのあとも、悪戦苦闘の末9打となり、100切りの夢はあえなく消え101となってしまいました。
当日は夜に友人との約束があり、上がった時間には日が暮れかかっておりパーティーを欠席し、最終ホールを悔やみながら運転し、帰宅の途に就きました。翌日幹事の石井先生から電話があり私が優勝したと告げられ、腰を抜かさんばかりに驚き、困惑しました。やはり魔の最終ホールにダブルペリアの悪魔が潜んでいたのです。隠しホールを確認すると、18番の9をはじめ、ダボ以上のホールはほとんど入っておりハンディキャップが27.6になっていました。
幹事の先生方、出席の皆様、優勝者のいないパーティーになってしまい申し訳ありませんでした。ダブルペリア方式は隠しホールに左右され、だれが優勝するか参加者みんなにチャンスのある方式です。一昨年の当コンペでは今回と同スコアーで、ブービー賞をもらっています。
昨年9月不覚にも歩行中右アキレス腱を断裂し、3か月間装具固定を強いられました。その後リハビリに専念したにもかかわらず、年齢には逆らえず、いまだにふくらはぎの筋力が回復せず、片足つま先立ちが困難な状態です。でもこの夏からどうにかゴルフ場に出れるまでに回復しましたが、長いブランクと高齢もあり、なかなかスコアーが纏まらず、ついに10月のNMGCコンペでは初めての不名誉な猛打賞となってしまいました。このまま今シーズンが終わるのは耐え難く、少し練習場にも行き今回のコンペに再挑戦した結果、13打短縮出来ダブルペリアでの優勝のおまけまでつき鬱憤を晴らすことが出来ました。
だんだん年をとるごとにゴルフ仲間が減っていき、若い仲間に入るのも躊躇され、最近はもっぱら家内をリハビリの名目で誘い出し、ジジババゴルフに専念しています。これもいつまで出来るか夫婦が揃って元気でないとだめなので不安です。
ゴルフは頭を使って次打を考えながらプレーし、カートを使っても1ラウンド1万歩近く歩くので老人には認知症予防にもいいと言われており最適な運動と思います。どなたかメンバーが空いている時は仲間に入れていただきたく、お誘いをよろしくお願いします。
ノーベル賞受賞の本庶佑教授の望みと同じように、私もゴルフプレー中グリーン上で倒れ、ピンピンコロリと逝けたらと思っています。
次回来春のコンペは節目の90回となり、5月26日(日)今回同様に紫雲ゴルフ倶楽部加治川コースで行います。この歳では来年の事はわからず、まだ元気でゴルフが出来るようでしたら幹事を務めさせていただきます。副幹事の五十川先生、前医師会理事の庄司先生よろしくお願いいたします。また今回同様若葉会の先生方、NMGCの先生方、市医師会会員ゴルフ愛好家先生方の多数の参加をお待ちいたしています。
参考まで当日の10位までの成績を記載いたします。