松浦 恵子
今、新潟駅では「2021年度頃の高架化完了」を目指してホーム・駅舎の高架化工事が進められています。2019年9月に入ってからも万代口と東口を結ぶ北側通路が新しく架け替えられ、週に一度新潟駅を利用している私にも変化が見てとれます。
2018年4月、高架駅第一期開業で在来線2~5番線ホームが高架化されました。最初は改札口からホームまでが遠くて文句たらたらだった私も、どうにか慣れました(馴らされました)。
そんな中、私が意見したいのは2番線です。まず、2番線ホームに辿り着くには、一か所しかない階段を徒歩で上がらなければなりません。エレベーター、エスカレーターは無し(3~5番線には階段、エレベーター、エスカレーターがあります)。歩けない人のため階段には自動昇降機が設置されていますが、それを利用するには駅職員に依頼が必要(たぶん)。そして一か所きりの階段は2番線列車発着時には昇降客でごった返します。
極めつけは2番線ホームの幅が大変狭いということ。ホームを共有している3、4番線、5番線ホームの幅の半分以下で、「黄色い線の外側」で列車を待つためにはホームの壁にへばりつくようにして横1列に並ばねばなりません。いざ列車が到着して乗客が降りる段になると「ご乗車の方は、降りられるお客様のために列車側(黄色い線の内側)にお並びいただき、壁側を通路としてお空け下さい」とアナウンスされます。なんかヘンだな~。
2番線ホームの壁の外に1番線ホームと線路、その西側には高架駅舎の建設が日々行われ、完全高架化が完成すれば私が感じている2番線ホームの問題は解消するのでしょうが、仮の姿だからといってこの先2年?こんな不便なホームの利用を強いられるってどうなの?
…と、ここでつぶやいたところで「皆様にはご不便をおかけして申し訳ございませんが何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます」で片づけられちゃうんでしょうねぇ(意見には個人差があります)。
(令和元年10月号)