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新潟市医師会報より

新潟市医師会

テスラは月まで上がる

岡田 潔

新潟市医師会報は1971年4月28日に刊行して、2021年に第600号に到達しました!2020年初めには86.05ドルだったテスラの株価も、2020年12月7日に600ドルを突破しました‼

月まで上がると言われているテスラの株価のように、第600号の新潟市医師会報もこれから月まで上がることを願っています。

コロナ感染拡大で、私も一会員として、ホテル療養者の当番医や新型コロナ相談外来、診療・検査医療機関の指定など、毎日ドキドキしながら、行き当たりばったりで、ここまで何とかやって来ました。でも、正直に言うと自分やスタッフには感染させたくないという、保身の気持ちもあります。何よりも、私のような開業医にとって医療とは経済活動でもあり、一民間医療機関の経営者として、自身や職員とその家族、関係者の生活もかかっています。マスコミでよく耳にする、医療崩壊の回避と経済活動の両立という言葉よりも、自院の崩壊や経営破綻のほうがずっと現実味があります。

「入院拒否のコロナ感染者に罰金・懲役」の報道、とてもがっかりしました。誰のせいでもありません、悪いのはウイルスです。政治的なことは言いませんが、「北風と太陽」の話を思い出しました。それ以来、私はニュースをほとんど観てません。

新型コロナウイルスの話はここまでにして、あとは明るい話題にしましょう。新潟市医師会報と一緒に、めでたく株価が600ドルを突破した、今世界で一番元気な会社、テスラの話です。

テスラはアメリカの自動車メーカーです。EV(電気自動車)しか作らないし、完全自動運転もやると言ってます。昨年、コロナ禍の1年でテスラ株は8倍強上昇しました。驚くのは、テスラの年間販売台数はトヨタの30分の1しかないのに、株式時価総額では、テスラが世界の自動車メーカーでトップだったトヨタを大きく超えたことです。もっと驚いたことは、2021年1月にテスラのイーロン・マスクCEO の純資産が19兆円を超えて、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOを抜いて、世界一の大金持ちになったことです。マスク氏はテスラの大株主ですが、1年前の純資産は2.8兆円でした。

イーロン・マスク氏の素顔ですが、簡単にいえば、難しくて誰も挑戦しないような事業を開発して、自分の全財産を賭けて飛び込んだ人です。マスク氏はまだ49歳です。でも人生では何度も破産寸前まで追い込まれて、危機のたびに、全力で、ど根性でここまで乗り越えてきました。「大学生の時、未来の人類に必要なものを考えた。答えは、インターネット、持続可能エネルギー、そして他の惑星への移住、の三つ」とインタビューで語ってます。ペンシルバニア大学を卒業後、大学院を2日で退学して、立ち上げたオンライン決算会社の買収で得た資金でスペースXを始めました。将来も人類が生き残るために、宇宙へ移民する計画では、低価格なロケットが必要です。宇宙ロケット開発企業のスペースXは、民間で初めて人類を宇宙に運んだ唯一の会社です。その後、彼がテスラに投資した理由は、EVが普及すればCO2ガスの発生を20%削減できて、長く人類が地球に棲めるようになるからと言っています。

妄想のような想像力と非現実的なアイデアもユニークなのですが、彼の凄いところは、それを実現してしまうずば抜けた決断力と行動力です。SNSでは、彼はアメリカンドリームを実現させたスーパーヒーローだと言われています。結果的にはサクセスストーリーなので、何も文句は言えません。でも、もしも私がマスク氏の家族や側近だったら、心配で夜も眠れなかったと思います。しかし、今のパンデミックの世の中では、彼みたいに夢とか希望とかを持ち続けられることが、とても大切だと実感できます。

新潟市医師会報の第600号記念、おめでとうございます。

私もテスラの株を600ドルで買いました…

(令和3年3月号)

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