寺久保 洋次
令和3年6月6日好天の中、医師会春季ゴルフ大会が紫雲ゴルフ俱楽部飯豊コースにて行われました。コロナ禍がまだ収まりきらない中ですが、医療従事者のワクチン接種がほぼ完了し、マスク着用・手指のアルコール消毒など感染対策に十分配慮しながらの開催となりました。
今回は参加者が8名と少ない中、グリーン周りの技の上手な五味先生、飛ばし屋の伊藤先生、橋本先生と良い緊張感でラウンドさせていただきました。いつもはベテランの先生とのラウンドが多く、「先生は飛ぶねー」と言われていたのですが、今回は若い先生方に飛距離で負けっぱなしでした。
トリプルボギーでのスタートでしたが、その後大崩れすることなく、ハンディにも恵まれてベスグロ優勝することができました。長年参加させていただいてきて、ようやく順番が回ってきたという感じです。例年シーズン初めはスイングが安定せず、だんだんと調子が上がってくるのですが、今シーズンは大雪の後の暖冬で雪消えが早く、スキーには1回しか行けませんでしたが、かわりに3月からラウンドする機会が多く、調子が上がるのが早いようです。
耳鼻科にはゴルフの上手な先輩が大勢おられて、特に勝見右先生と北見治先生には初心者のころから多くの事を教えていただきました。今でもラウンド中にいくつも参考にさせていただいております。また、先日お亡くなりになられた木村亮先生は多くを語らない方でしたが、素晴らしい技術を見せてくださいました。ご一緒したラウンドで、惜しいところでいくつかバーディーを逃したホールがあり、前半を終了したところで全ホールパー、そこでぼそっと一言「(スコアカードの)印刷通りでおもしろくないな」…しびれるお言葉でした。いつかは自分も言ってみたい!と思いましたが、まだまだいつになるかわかりません。
最近の日本人プロゴルファーの活躍には目を見張ります。松山英樹選手のマスターズ優勝、笹生優花選手の全米女子オープン優勝と明るい話題でゴルフに注目が集まっています。ゴルフ場でラウンドしている方々を見てみるとゴルフ人口の高齢化が進んできていますが、ゴルフ練習場には若い方を多く見かけます。コロナ禍の終息とともに、ゴルフ人気の回復を期待しています。
次回の幹事を務めさせていただきます。堅苦しい会ではありませんし、スコアに関わらず楽しくいろいろな先生方とお話しして、ストレス発散・情報交換できる貴重な機会が得られます。いつもご参加いただいている先生方とともに、若い先生方にも医師会ゴルフコンペへのご参加をお待ちしています。
秋季ゴルフ大会は10月10日(日)紫雲ゴルフ倶楽部加治川コースの予定です。