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新潟市医師会報より

新潟市医師会

禍を転じて福と為す

勝井 丈美

この1年半余りにわたるコロナ禍の日々を振り返ると、私にとっては思いがけない二つの展開があった。

一つ目は、パート先の総合病院での仕事が激減したこと。そこでは2008年から週に1回半日、リエゾンの診療をしていたのだが、今年の春から新患の依頼が減ってきて、夏にはほぼ開店休業状態に。その理由は、病院が地域の中核病院であり、リハビリ病棟をコロナ病棟に転換したために、比較的長期入院する患者さんがいなくなったことと、全体の入院患者数も減少したことにある。給料泥棒みたいで申し訳ないので、今後は週1回を月1回くらいに減らすつもりだ。私の収入は減り、コロナによる禍なのだが、一方、古希まぢかの身にとっては自由時間が増えることは嬉しい。

二つ目の思いがけない展開は、東京で暮らす幼い孫息子二人と、文通が始まったことだ。2020年3月から5月まで、全国一斉休校措置がとられ、小学校入学が延期された6歳の孫を励ましてやりたくて、3月にお手紙をだした。すぐに返信が来た。4歳の弟も兄の真似をして、名前だけをたどたどしく書いてシールをペタペタ貼ったお手紙をくれた。こうして兄弟二人と月に2~3回のペースでお手紙のやり取りが始まった。

6月に学校や保育園が始まれば、文通はそのうち終わってしまうだろうと思っていた。ところが、終わるどころか2021年1月からは週に1回にペースアップし、多い時には週に2通(×2)も来る。「お手紙をもらうとうれしい」という言葉に押されて、こちらもせっせと返信するからなのだが。

今年の春からは静岡で暮らす孫3人とも月1回のペースで文通が始まった。丸善のレターセットコーナーの売り上げに、私はかなり貢献しているに違いない。

(令和3年10月号)

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