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新潟市医師会報より

新潟市医師会

開業50周年雑感

伊藤 久彰

私が現在地に産婦人科医院を開業して、今年で50周年を迎えました。50年前に私が取り上げた次女は、今年50歳になりました。振り返ってみますと、50年前は、浅間山荘事件があり、沖縄が日本に復帰し、日中国交回復の年でもありました。また50年前はまだ自宅出産の人もあり、その危険を避けるために産婆さんによる助産所が各市町村に出来ました。そして、それから50年経って産婦人科医療も様変わりしました。自宅で出産する人は勿論無くなり、しかし出産する人は徐々に高齢となり、その為に不妊治療が進歩し、また新生児救急治療室も各地に出来、腹腔鏡治療も行われる時代になっています。ただ驚くことは、昔は帝王切開は全分娩の8%くらいでしたが、現在は全分娩の4割くらいだと聞いています。そして骨盤位分娩は全て帝王切開とのことです。そんな時代に私は年もとったので産科をやめて、婦人科外来を細々とやっています。そして現在の本業は老人ホームの嘱託医師です。それも縁あって引き受けている施設も5ヶ所になりました。しかし昨年12月に私が転倒して怪我をしたこともあり、私の子供達はもう仕事を少なくするように希望しています。施設側でも私の年齢を考えてくれて、今までは私は自分の車で通っていましたが、昨年から、施設の方からハイヤーを手配してくれています。今後は少しずつ嘱託施設を減らしてゆこうと思っています。私の妻は私が担当している施設に入所して10年以上になりました。現在はコロナ流行の時期でありますが、私は嘱託医ですので特別自由に妻に夕食を食べさせに行くことが出来ます。それ以外にも、妻にもし何か変化があれば施設から嘱託医の私にかならず連絡があります。この事も私が特養の嘱託を選択して良かったことだと思います。私の子供達も、母親のことは、全て私にまかせています。そして、今私は開業51年目を迎えました。

(令和4年10月号)

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