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新潟市医師会報より

新潟市医師会

WBC(World Baseball Classic)振り返り その1

佐藤 雄一郎

随分と前のことではあるが、、、、第5回WBC(ワールドベースボールクラシック)で侍ジャパンがアメリカを下し世界一を掴みとった。2006年第1回大会、2009年第2回大会連覇から3大会14年ぶりに歓喜の渦を日本中に巻き起こしたのである。

興奮冷めやらぬ4月某日、新潟市医師会会報編集委員会の先生方より原稿依頼が私の手元に届いた。ワールドベースボールクラシックについての論評をという内容である。鉄人と称された父1)の英才教育(?)で、小さいころから野球に脳を洗濯された私は、還暦を迎えた今でもプレーできるように日々の鍛錬は怠らない。しかし、あの日本熱狂の第5回大会全体を、試合の流れ、野球の技術論などから論評することはアマチュアであるがゆえにおこがましい。それでは私に何が出来るのか、、、、侍ジャパンがWBCを勝ち抜くためのステークホルダーを私なりの目線で斜めに「語ってみる」ことを試みる。ちなみに、本企画(としてしまう)は3年後の第6回大会までの不定期投稿にすることをご容赦願いたい。あのドラマを1回の投稿では語り尽くす自信がないからである。

さあ、プレーボールだ!トップバッターはやはり侍ジャパントップチーム前監督2)の栗山英樹氏とする。監督は私より2つお兄さんの1961年東京生まれ、1984年に東京学芸大から東京ヤクルトスワローズへ、入団後にスイッチヒッターに転向し、そのひたむきなプレーは当時派手な選手が多かったスワローズ3)のなかでも存在感を放っていた。1989年に外野手としてゴールデン・グラブ賞を獲得したことはその証左であろう。そして、これからという1990年にメニエール病4)を患い現役引退、その後は2012年シーズンから北海道日本ハムファイターズ監督に就任、2021年までの10年間に2度のリーグ優勝(2012年、2016年)、1度の日本一(2016年)、球団歴代最多の684勝挙げるなど監督としての手腕に異論を唱える人は誰もいないはずだ。普通考えれば、この卓越した監督としての手腕がWBC優勝の要因であり技術論としての分析ポイントになるのだが、私の気になる点はここではない。彼がよく言葉にする「中途半端なプロ野球選手」のまま現役を引退して、ファイターズ監督就任までの20年間5)に何を考えて、どのような生き方をしてきたのかが気になって仕方がない。次回は栗山英樹監督の20年間を私なりに解釈して、その間の経験がWBC優勝にどのように繋がっていったのか考察してみたいのである、乞うご期待。

1)父については詳細を新潟県医師会報ファミリーダイアルに投稿予定。

2)本稿校了近い9月27日新聞報道で次期監督に井端弘和氏が就任確実。

3)代表的な選手:古田(捕手)、高津(投手)、伊東(投手)、池山(内野手)、広沢(外野手)、凄いプレーヤーばかり。

4)内耳内リンパ水腫が病態で間歇的な聴力低下、耳閉感、耳鳴を随伴する回転性めまいが典型例。疫学的にはストレスが誘因。

5)年齢的には30~50歳、この間に監督歴はおろかコーチ歴もない。

(令和5年10月号)

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