品田 章二
送信者と偽った詐欺サイトからの偽メールが筆者のメールアドレスに毎日多数届いている。
注文商品をネットに入力すると受理メールが即時に届くのが通常で、暫く間を置いて届いた受理メールは偽メールと判断できる。続いて届く支払方法が未承認というメールも詐欺サイトからと判断する。取引のない銀行や身に覚えのない団体からの多数のメールも、詐欺サイトに誘導された犠牲者たちへの偽メールと考える。
偽メールを無視し削除してきたが注文した商品は間違いなく手元に届いている。
詐欺サイトに接続させ個人情報を盗むフィッシング詐欺のやり口は巧妙化しているらしい。
クレジットカードのパスワードを変更し送信したら、即時に受理メールが届かないばかりか個人情報まで要求された。詐欺サイトに繋がったと判断し中止して、改めてカード会社のアドレスに入りパスワードも更に変更して送信したら受理メールが即時に届いた。
Web会議の情報(https:‥、ミーティングID、パスコード)が届かない時期もあった。詐欺サイトが情報を留め置いたと想定し、会議ホストに通知はファックスに限ると要望している。会議ホストがリマインドメールを寄せたら参入できたがタイトル画面で止ったままであった。偽サイトが改変した結果と考えている。
想像だが偽サイトは真と偽のメール画面を持ち、見張り番が監視中なら偽メールが、不在の時にだけ即時に真メールが届くのであろう。
偽メールを感知したら直ちに入力作業をストップし情報漏洩を防ぐことが大切である。
(令和6年4月号)