滝沢 慎一郎
令和6年1月20日(土)にグランドボウル黒埼で表記大会が行われました。コロナ禍で一昨年は開催できず、昨年は何とか開催しましたが、心から楽しむのは久しぶりでした。今年は元旦早々の地震で新潟市でも西区をはじめ多くの被害が認められたため、予定していた大会後の懇親会は見送ることにいたしました。黒埼のボウリング場も断水やひびが入るなどかなりの被害を受けました。幸い、1月2日からは何とか通常営業を行っております。
医師の部7名、ファミリーは3名とやや寂しい参加者数でしたが、上越から伴野正明先生がわざわざ参加して下さり新年らしさを感じました。試合は3ゲーム、デュアルレーン(アメリカン)方式、オフィシャルハンディ戦で行われました。1ゲーム目は中平浩人先生の184ピンが最高で、180台が4人という大混戦で静かなスタートでした。2ゲーム目は私の195ピンが最高で中平先生が180ピン、塚田芳久先生が179ピンと続きます。いかに落とさないかという感じで、ビッグゲームが出ない左右差のある難しいレーン状態でした。2ゲーム終了時点では私がトップで415(375+40)ピン、塚田先生が402(362+40)ピンで続きます。最終ゲームはレーンの状態を幾分理解できた私が前半でターキーを出すもその後にスプリットが出てしまい、後半怒涛の追い上げを見せた塚田先生が212ピンを打ち上げました。私は逆転されたと思っていましたが206ピンにまとめ何とか首位を守り、令和6年の初戦を優勝で飾ることが出来てラッキーでした。
昨年の10月8、9日と“第50回・全日本医師ボウリング大会”が実に3年ぶりに長崎の伊香保にあるパラダイスボウルで開催されました。
4年前の大阪大会(コロナ前)は台風襲撃で新潟勢は予定していた12名のうち3名しか参加できず、寂しい大会でした。そんな中、塚田先生が種目総合で優勝し、パーフェクトゲームも記録するという快挙を成し遂げました。しかし私は車も飛行機も列車も動かず、現地には行けず先生の雄姿を見損ねてしまいました。それから3年を経て、長崎の地で懐かしい全国の先生方と再会することが出来ました(私には4年ぶり)。試合ではいつの間にか全国の若い先生方がサムレス、ダブルハンドなどの高速回転を駆使して上位を占めるようになっていました。そんな中、絶好調の中平先生と塚田先生の活躍で、2014年に優勝してから久しくなかった4人チーム戦での優勝を勝ち得ました(私と原勝人先生にとってはおいしい優勝となりました)。続いて行われたダブルス戦では、中平先生と組んで第三位に入賞することが出来ました。
新潟では若い先生方の参加が進まず、全国の新陳代謝の勢いについていけていません。天候や季節にかかわらず、年中出来るボウリングを運動のためにやってみようと思われる方(初心者大歓迎)は連絡をお待ちしております。
今大会にご支援をいただいた新潟市医師会様、並びにグランドボウル黒埼の従業員の皆様に部員一同心から感謝いたします。
(令和6年4月号)