石崎 悦郎
4月21日シニア・レディスコンペに参加しましていろいろと得るものがありました。
スタート前、同じ組でプレーする佐々木繁先生が私の方へニコニコしながら近づいてこられ「前に済生会にいたよね?26年前にあなたに胆石の手術をしてもらったんだけど」と。私「え?」みたいな感じで1番ホールへ。
その佐々木先生、御年90才!とお聞きしました。88才でエイジシュートを達成されたそうでお体は背筋がピンと伸びてスイングでも腰もよく回り、とくにドライバーはいい当たりの連続で同じ組の庄司義興先生、広橋武先生と3人でひたすら感嘆の声を上げておりました。そんな佐々木先生のプレーにつられたのかミドルホール第4打のアプローチが直接カップインしたりして前半のスコアは42と私にしてはかなりいいものとなりました。そして佐々木先生もしっかりと昼食を摂られて午後のプレーへと進みましたが午前中からの強風がさらに強くなり私は四苦八苦の連続、結局後半のスコアは50で前半よりかなり落ち込んでしまいました。それでもハンディキャップを20.8もつけていただき、優勝の栄誉を得ることが出来ました。
それで冒頭の話の続きです。あとで私個人の手術台帳を確認したところありました、平成10年6月15日に腹腔鏡下胆摘術を執刀させていただいていました。その後26年間、佐々木先生はお元気で過ごされ、このようにゴルフも楽しんでおられます。私も今後体調に気を付けてずっとこの先もゴルフを楽しめるように努力して行こう、といった目標を得たように思います。それでも当時すでに医師会の要職に就かれていたはずの佐々木先生の手術のことを完全に忘れるなど、ちょっと自分が情けなくなってしまいました。
次回は9月1日に行われる予定です。私も参加させていただき、先輩の先生方からまた元気を分けていただこうかと思います(シニアではありますが今回の参加者のなかでは私が最年少だと思います)。
というわけでいろいろと得るものが多かった一日でした。
ご報告とご連絡
天気予報、当日は雨の予想で、その前後は暖かい晴れの予想でした。幹事は組み合わせや、賞品、表彰式、さらに心配してもどうしようもない天気も気になって、幹事でよい成績を取るのはなかなか難しいものです。とまずいつも私の成績が悪い言い訳をさせていただいて、しかし参加された皆さん方の行いがよいのか、予報に反して、雨は降らずに、プレーを終了できました。それまでは穏やかな春の天候でしたが、当日の午前中はとても寒く、冷たい風も吹く状況でした。体が寒さに慣れていないせいか、午前中は調子が出ずスコアーが良くない人が多数でした。午後は少し暖かくなってきましたが、風もでてきて難しいコンディションでした。でも芝は緑色がふえ、桜はほぼ満開から散り始めの状況でとても素敵な景観のなかゴルフを楽しむことができました。
その中で同組の石崎先生がいつもはそうでもないとのことでしたが、淡々と冷静にプレーされていて素晴らしいゴルフで優勝されました。またいつも感心するのですが、佐々木繁先生が芯を食ったとても良い音をだしながら飛距離のあるドライバーショットを打ち、年齢を感じさせない素晴らしいゴルフをされていました。
石崎先生も書かれていますが、佐々木先生は昨年10月に福岡県小郡市の小郡カンツリー俱楽部で、前半47後半40計87のスコアーで自分の年齢の88歳よりスコアーがよい成績(エイジシュート)を達成されたとのこと、頭の下がる思いです。
最後にお知らせです。このシニアレディスの秋のコンペが9月1日に開催されます。みなさん、年齢はかなり上ですが、元気で、和気あいあいと楽しくやっています。初めての方、女性の方も一度おいで下さい。是非次回の多数のご参加をお待ちしています。
いつも幹事の庄司義興より
(令和6年5月号)