新潟市医師会

  • 新潟市内の医療機関を探す診療科から
    • 内科
    • 小児科
    • 整形外科
    • 皮膚科
    • 眼科
    • 外科
    • 耳鼻咽喉科
    • 産婦人科
    • 精神科
    • 脳神経外科
    • 泌尿器科
    • 脳神経内科
    • 心療内科
    • その他
  • 新潟市内の医療機関を探す地域別から
    地域から探す
    • 秋葉区
    • 北区
    • 江南区
    • 中央区
    • 西蒲区
    • 西区
    • 東区
    • 南区
  • 休日・夜間に病気になったら急患診療センター
  • カラダのこと考えてますか?病気と健康のあれこれ
  • 医師会について
  • 市民の皆様へ
  • 医療関係者の皆様へ
  • 会員の皆様へ
  • 入会申込

新潟市医師会報より

新潟市医師会

少女立像の製作者

佐々木 壽英

新潟がんセンター退職の時、胃がん患者の「胃友の会」が送別会を開いて下さった。その送別会に95歳の西田さんが出席してくれた。86歳の時、胃がん手術を拒んで困らせ、1年後に肝転移切除で生死をさまよいながら合計5回の手術を経験された西田さんが、記念品として小さな銅像「少女立像」を贈って下さった。

立像の足元に「昭三」の刻名はあるが。製作者不明のまま20数年が過ぎてしまった。最近、「美術名鑑」の中に林昭三の名前を発見した。インターネット検索すると、林昭三の作品の中に書斎に飾ってある「少女立像」が載っていた。20数年ぶりに製作者が分かり、私の宝物の価値が上がった。そして、新潟駅の「忠犬タマ公の銅像」の製作者であることも分かった。

このタマは、村松町の刈田吉太郎さんの猟犬で、昭和9年と昭和11年の2度にわたり、雪崩で生き埋めになった飼い主を掘り出し救助した。2度目は、飼い主を含む一行4名全員の命を救った。素晴らしい人命救助犬として、当時新聞に報道されて話題になった。

上越新幹線開業の1982年が戌年と重なったことから、この美談を伝えるため、新潟駅構内に「忠犬タマ公の銅像」が設置された。2024年の4月に新装なった新潟駅構内、2階中央広場の元の位置にこの像は建っている。

林昭三氏は佐渡市畑野町出身で、日展会員、日彫会員、日展特選2回、入選18回、日彫努力賞2回、奨励賞など数多くの素晴らしい作品を残している。2019年に亡くなられた。

少女立像

(令和6年10月号)

  • < 連結アキアカネの大移動
  • 「五味康祐」と難聴 >
新潟市医師会報より
新潟市の素描画
  • 2025年度作品一覧
  • 2024年度作品一覧
  • 2023年度作品一覧
  • 2022年度作品一覧
  • 2021年度作品一覧
  • 2020年度作品一覧
  • 2019年度作品一覧
  • 2018年度作品一覧
  • 2017年度作品一覧
  • 2016年度作品一覧
  • 2015年度作品一覧
  • 2014年度作品一覧
  • 2013年度作品一覧
  • 2012年度作品一覧
  • 2011年度作品一覧
  • 2010年度作品一覧
  • 2009年度作品一覧
  • 2008年度作品一覧
  • 2007年度作品一覧
  • 2006年度作品一覧
  • 2005年度作品一覧
巻頭言
学術
特集
病気と健康のあれこれ
寄稿
開院の自己紹介
わたしの好きな店
マイライブラリィ
私の憩いのひととき
旭町キャンパスめぐり
病院だより
勤務医ツイート
Doctor's Café
理事のひとこと
新潟市一次救急医療施設の利用状況
あとがき
  • トップページへ
  • ホームページTOPへ戻る
  • このページの先頭へ
新潟市医師会事務局
〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号
TEL : 025-240-4131 FAX : 025-240-6760e-mail : niigatashi@niigata.med.or.jp
  • ご利用にあたって
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
  • リンク
  • お問合せ
©2013 Medical Association of Niigata City.