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新潟市医師会報より

新潟市医師会

自身の葬式に思うこと

真柄 頴一

僕の命は2035年までは持たないだろう。僕はのうたりんで、あんぽんたんだ。自分を窮地に追い込み、そして抜け出ようと跪くことがある。

宗教を学ぶことがなかった。キリスト、仏陀、アラーの教義をほぼ知らない。今年、寺院・檀家の関係を絶った。葬儀のためだけの信教に疑問を持ち、結果、故人を偲ぶ儀式は家族で行うべきことと思ったから。

祖父母・父の葬儀は盛大で、太鼓、鐘、シンバル、木魚は愉快に感じられ、太い和蝋燭と、複数の僧侶の読経は強く心に残る力があった。対照的に母のそれは簡素であり、子・孫と一人の僧での儀式は感動的だった。

僕の葬式に読経、戒名、位牌は不要だ。充分に生きたのだから、僕の死はめでたいとして喜ぶことだ。陽気な楽曲と語らい、少し豪華な斎食。存在を忘れていた古酒で送って欲しい。僕の屍は無に帰すが、魂は躍り踊る。

決して黄泉から帰らないのだ。

(令和6年10月号)

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