品田 章二
重い物やかさばる物はネット購入している。パソコン使用ではIDとパスワードでアカウントの設定が必要で、IDは筆者のメールアドレスが使われている。
数年来、迷惑メールを受信しているがメールアドレスがハッキングされたためであろう。緊急性や不安を煽って個人情報を盗むフィッシングメールと考えている。カード番号など情報を訊ねたら偽サイトからのメールと考えたい。
パソコンを使用中に機内モードがオンになるが、偽サイトが筆者のメールアドレスに入り込んだと考え、作業を中断し再起動する。
偽サイトが傍受・悪用する可能性のある商品はネット購入を止めて電話注文にしている。
この7月下旬、筆者のメールアドレスに「電子機器をハッキングした。コンピュータのキーボード操作を常時監視し時系列に記録する装置(キーロガー)をしかけたので、ネット上の活動、スクリーン上の全てを見ることができる。ビットコインで送金すればハッキングを解除する」の便りがあった。迷惑メールが頻回のためひと時送金して楽になりたい気持ちになったが、思い直しこのラブレターも削除した。
その後も、偽サイトから「お支払い方法に問題があります。プライム特典が利用できない。お支払方法が承認されない。お荷物お届けのお知らせ」などを受信したが、すべて迷惑メール項に移している。
講演のZoom受信に偽サイトが介入したので会議ホストへ「ミーティングID、パスコードは拙宅へファックス送信下さい」としている。
(令和6年10月号)