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新潟市医師会報より

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「ねこ、ネコ、にゃんこ、そしてまたまた猫」ネコを取り巻く環境:今昔物語

大滝 一

私はいま猫を4匹飼っていますが、中学まで過ごした実家でも、私が物心ついたころから猫を飼っていました。約半世紀前と現在では猫を取り巻く環境も随分変わりました。今回はそのあたりをちょっと考察してみます。

まず半世紀前の状況ですが、私の実家は山形県のチベットと言われた朝日村の山奥で、2級へき地の指定を受けるような田舎の中の田舎でした。当時は鉱山もあり3,000人ほど住民がおりお店や映画館もありましたが、今では150人ほどとなり限界をはるかに超えた限界集落となっています。

そのような中、実家の猫は出入り完全フリー、好きな時に外に出ては勝手に過ごしていました。ただ、外には他の家の猫やタヌキなどの天敵も多く、耳をかじられたり肉球から流血したりと、随分危険な目にあっていたものと思います。それゆえに寿命も短かった気がします。昔は避妊手術などしなかったので、メスをめぐるオス同士の争いが多く、短い期間で行方が分からなくなったオスネコもいました。自由度は高いものの、ある意味では過酷な環境でもあったと思われます。

その点、今の猫は室内飼いがほとんどとなり、のらネコも見かけなくなりました。冷暖房の効いた家で、食事もトイレも困ることなし。好い御身分で、当然寿命も長くなるはずです。ただし外に出て好きなことをするという自由度には欠けるかもしれません。でも猫は家の中だけでも、十分楽しく満足して暮らしています。

餌も随分違います。昔は余りご飯に味噌汁をかけた「猫まんま」が主体ではなかったでしょうか。今では栄養バランス、毛玉、腎臓病など様々な対策がなされたキャットフードが主体で、スーパーなどでもかなりのスペースを猫関連グッズが占めています。「猫懐石」などというものまでありますし、中には酒のつまみに・・・と思うのは私だけでしょうか?

少々不自由かもしれませんが、環境に恵まれた現代の愛猫たちよ、我々を癒すためにも文句言わずに健康で長生きしてくれよー、頼むぞ!

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