杉山 幹也
大会前日5月4日、国宝犬山城観光の後、コース下見を兼ねた練習ラウンドに臨みました。さすが名門、全ホールが隅々まで綺麗に整備され、広々としていてOBの心配はなさそうです。しかしグリーンはこれまでに経験がない11.5フィートの高速(一般営業は8〜9フィート)で、コース総距離7000ヤード、中には502ヤードpar 4(少し打ち上げ)の難ホールもありました。
5月5日、晴天・微風で心地良い天候。同組は同年代(私は59歳)で熊本、三重、秋田代表の方々です。
スタートは右ドッグレッグのpar 5、多くの大会関係者とカメラマンもいて少し緊張。コース右側は小高い斜面で絶対に避けたいところ、ヘッドアップはダメよと念じた第一打は飛距離こそ十分ですが、左ラフの巨木後方へ。ここはボギーで良いと覚悟ができず、苦し紛れの次打はさらに左へ。なおも諦め悪く大振り、コースを横切るクリークへ。5打目も届かず6オン2パットのトリプルボギー。やっちまったーと天を仰ぎ、地に足がつかない感覚で次ホールへ。その後も同組の強者は長いpar 4をいとも簡単に寄せワンでパーをセーブ。私はボギーが精一杯でした。
冷静な判断力・技術力不足は明らかで、平静を取り戻した頃には時すでに遅し。高速グリーンにも悩まされ、スコア45−43で終戦。県予選を勝ち抜いてもう一度あの舞台に立てるよう日々練習に励んでいます。
(令和7年7月号)