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新潟市医師会報より

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食べて家にかえる

新津医療センター病院 総合診療科 伊東 浩志

秋葉区の歯科医「曽根歯科医院」院長を発起人として、「everyday食べる会」という会を定期的に開催しています。これがきっかけとなり秋葉区で「摂食嚥下の地域連携」が始まりました。秋葉区の全介護施設・介護支援専門員に広報して、摂食嚥下に問題を抱える方に対して「ビデオ嚥下造影」「ビデオ嚥下内視鏡」検査を施行し、言語聴覚士・管理栄養士が介入して、その方に適した嚥下姿勢・食形態を提案するものです。その為に地域連携手帳(現「むすびあい手帳」)に、食形態の細かい指示が書けるページを作成いたしました。そして、各施設の調理担当者・介護者と共に食形態・摂食姿勢の共有を定期的に行うことといたしました。ドラッグショップに置いてある介護食(区分1~4)も必ずしもユニバーサルデザインと一致するものではないので、その辺も細かく調整する予定になっています。医療福祉先進国の北欧では、食べられなくなった時が、人生の終着と考えると聞いています。日本も、ただただ生かすために経腸栄養を行い続けた2000年初頭までの考え方が変化してきています。「人生の質」ということです。食だけでは無いと思いますが、食べられないということは大きな損失であると思います。ウイルス性脳炎後遺症で味覚障害を生じ、それを苦に自殺した事例を聞きました。それほどまでに食は人間にとって大きなクオリティーなのです。この度の診療報酬改定でも「食べられるようにして」「家に帰す」という方針は非常に意味があることと考えました。

日常生活動作・基本動作・応用動作、一つでも獲得し、そして経口摂取できることこそ、生きる基本と考えます。Rehabilitationで多くの障害者・高齢者が自宅に帰宅出来ることを切に願います。

(平成28年6月号)

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