猫山宮尾病院
坂越 大悟
新潟市医師会員の先生方、初めまして。今年の4月より猫山宮尾病院で勤務させていただくことになった坂越大悟(さかごし だいご)と申します。この度、新潟市医師会報紙面にて自己紹介の機会を頂きましたことを感謝いたします。私は石川県小松市の生まれで、平成11年金沢大学を卒業後、同整形外科に入局、以後北陸の関連病院を転々としながら診療に従事してまいりました。直近では富山県内の三次救急病院にて人工関節センター長として、成人の股・膝関節疾患や外傷等を専門に10年間勤めてまいりましたが、自分の注力したい専門領域と、病院に求められる役割との間に徐々にすれ違いが生じ、その狭間で思い悩んでおりましたところ、縁あって宮尾先生と涌井先生のもとで診療に携わる機会を頂きました。新潟に来てまだ1か月ちょっとですが、うまい酒や肴はもちろん、職員の方々や地域の患者さんたちの温かい人柄のおかげで、非常に充実した気持ちで過ごさせていただいております。関節外科医としてセカンドキャリアのスタートが、新潟の地で本当によかったと日々感じております。医療に関しましては、同じ日本海側の隣県とはいえ、やはり地域や学閥の違いによる手技やお作法の差に戸惑うこともありますが、引き続き手技や知識のアップデートに努めつつ、地域の患者さんにより良い医療を提供できるよう今後も精進してまいりたいと存じます。
新天地での新たな先生方との出会いや交流を楽しみにやってまいりました。新参者につき粗相や不手際で医師会の先生方にはご迷惑をおかけすることもあろうかと存じますが、何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。少しでも新潟エリアの地域医療に貢献できるよう、精一杯取り組んでまいりたいと思います。
付記:以前から続けている趣味といたしまして自転車やテニス、最近ではコロナ禍をきっかけににわかに始めたキャンプなどにはまっております。もし、共通の趣味をお持ちの先生がいらしたら、ぜひ仲間に入れていただきたいと思いますのでお声がけ賜れれば幸いです。