新潟市医師会報より

Bistro Refectorium

藤澤 正宏

お薦めするお店は古町6番町にあるBistro Refectoriumです（2回目の登場）。

私が古町でよく行く和食のお店のマスターから「近くに良いお店ができたよ」と言われ入ったのがこのお店との出会い。

話を聞くとマスターは私と同じ栃木市の生まれ！すぐに意気投合！

ちなみにマスターは、父親から教えられたラーメンライスの影響で、幼少期の1年間でなんと20kg体重が増加。その頃から食に興味を抱いたようで、紆余曲折あるも料理人の道に進んだとか。

東京渋谷の本格的フレンチを提供するワインバーで研鑽を積み、奥様の実家がある新潟県に移りお店を構えオープン。

マスター曰く、自信のある料理やこだわりは無いですと。ただ話を詳しく聞くと、肉料理、特に他店ではコース料理の中でしか食べられない鹿や鴨、猪料理をアラカルトで注文できるのがうちの売りですと笑顔で教えてくれました。ワインも料理も味はお客さんの好み。自分は合わせるのが役目ですと・・。

さて、本日の料理とお酒についてご紹介しましょう。

前菜はガランティーヌやテリーヌ、タブレ、生ハムなど盛りだくさんですが、私の一番のおすすめはクリームチーズの味噌漬け。チーズの酸味と味噌のコクが絶妙なバランスで合わさりワインが進みます。

そのワインは南フランス（ラングドック）のシャルドネとソーヴィニヨン・ブランのブレンド白ワイン。前菜に合うバランスのとれた味わい。

次に魚料理。千葉館山の目鯛の白ワイン蒸し。魚をおろして骨で出汁をとり、白ワインで蒸し、さらに出汁でソースを作るという目鯛を丸ごと頂ける一品。

合わせるワインは、白のニュージーランドのリースリング！優しい甘さで余韻を楽しめる美味しさ！

肉料理は、北海道産・蝦夷鹿のもも肉のロースト ソースポワヴラード。

ワインはオーストラリアのデュリフ。タンニンがしっかりした渋めの赤ワインでした（私好み！）。

マスターとの楽しい会話と美味しい料理で幸せなひと時をありがとう！

興味のある方はぜひ直接ご来店を！

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