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新潟市医師会報より

新潟市医師会

就任のご挨拶

新潟大学大学院 保健学研究科長
保健医療高度専門職教育センター長
住吉 智子

このたび、2024年2月1日付で、新潟大学大学院保健学研究科長、Gender and Specific/Sensitive Health(GSH)センター長ならびに保健医療高度専門職教育センター長を拝命いたしました住吉智子でございます。本紙面をお借りしまして、新潟市医師会会員の皆様にご挨拶を申し上げます。

このたび、新潟大学医学部保健学科、保健学研究科、そして保健医療高度専門職教育センターにつきまして、ご説明する機会をいただきましたことに深く感謝いたします。

まず、新潟大学医学部保健学科を紹介させていただきます。保健学科は、平成11年(1999年)に新潟大学医学部の中に、4年制の医療系学科として開学しました。元々は明治14年の新潟医学校附属産婆教場の開設に始まり、メディカルスタッフの養成校として、いくたびかの改正や改称を経て、前任校である3年制の新潟大学医療技術短期大学部から4年制の新潟大学医学部保健学科(看護学専攻、放射線技術科学専攻、検査技術科学専攻)となりました。時が過ぎるのは早いもので、開設から20年以上が経過し、多くの病院や施設で、本学の卒業生が専門職の一員として活躍している姿を見かけるようになりました。新潟市医師会の先生方とも、日々の臨床現場で協働させていただくことも多いかと存じます。卒業生の学びの場を支え、ご指導くださっていることに、心より御礼申し上げます。

日々医療技術は進化し、AI、再生医療、ゲノム医療などの新しい分野が出てくる中で、現場の知識だけでは対応しきれない場面も増え、より専門的な知識と技術を滋養する場が必要となりました。そこで平成16年(2004年)に保健学研究科(2年制修士課程:のちに前期課程と改称)、平成19年(2007年)には博士後期課程(3年制)が設置されました。大学院では、高度専門職業人として専門看護師や医学物理士などの教育にも着手しています。今後は、地域社会の課題を解決するためにも、大学院の拡充も検討しており、多様な「知」の融合と学際的なアプローチによる「総合知」の創出ができる人材の育成を目指しています。

さて、大学院としての高等教育も大切ですが、臨床現場のニーズにすぐに応えていける医療人材の育成も非常に重要です。2022年には⼤学院保健学研究科に「保健医療⾼度専⾨職教育センター」を設置し、認定看護師教育の部門を開設しました。2020年からのCOVID-19の蔓延では、病院あるいは施設内で感染管理ができる人材の重要性が再確認されました。新潟県内の感染管理認定看護師が不⾜していることから、新潟県からの委託を受け、感染管理認定看護師教育課程(B課程:特定行為研修を含む)を開講いたしました。

ありがたいことに、新潟県全域の病院から入学希望をいただいています。看護師不足が深刻化する中で、中堅看護師を約1年間派遣することは、各病院には大きなご負担になると思います。しかし、専門的な人材の育成が必要であるという趣旨にご賛同いただき、臨床看護師の学び直しの機会として各病院よりご理解を賜っています。すでに認定資格試験に合格し、病院で活躍している感染管理認定看護師も30人弱となりました。2025年度は、委託の最終年度となります。

最後に、地域医療という観点での取り組みについてご紹介したいと思います。新潟大学では、誰もが安心して暮らせる未来をつくっていくために、「未来医療人材」の育成に力を入れていきます。これからは、オンライン診療や地域住民の健康管理のデジタル化がますます進むと考えられます。それに対応し、しかも自立的に動ける医療系人材、次世代の医療技術科学を駆使して地域住民のQOLを支える医療人の育成に、全力で取り組んで参ります。どうぞご理解とご協力を賜りますよう、お願い致します。

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