古泉 直也
年末に転んで左腕の橈骨を折ってしまい、主治医の先生曰く「大雪で転んでも受け身もとれない」そうなのでまともに出歩けない。毎日妻に車で送り迎えをしてもらっているので定時に近くで帰らざるを得ないので、病院でダラダラと自己研鑽できない。PC仕事をしようにもどうしても左手の作業が入ってしまい、使うとしばらくして後から来る変な鈍痛? にもだえ苦しむ。家で去年買った画面の大きなiPhone8plusも左手で持って右手でのタッチパネル作業ができないので、ギブスシーネ巻いた左手でも持てる軽い画面の小さいiPhoneSE使うか、PCで左手のキーボード入力のいらない作業をマウスだけで使うことしかできない。
なにもできない、いったい何をしよう、ということで、世界4大言語のひとつスペイン語??? の勉強を始めました。
『しっかり学ぶスペイン語』はAmazonでKindle版で買って、iPhoneSEやPCでみれます。紙の本を買えばついてくる付録のCDのかわりに、出版社のサイトからCDの分はダウンロード版が買えます。辞書も片手では満足に引けなくても大丈夫、ダウンロード形の辞書があり、なんと発音は音声付きでiPhoneSEで何度でも聞けます。この本以外でもわからないところは参考になる解説や発音の音声データをあちこちから拾ってきてiPhoneで聞ける(昔学生の時、第二外国語のドイツ語やフランス語で苦労していた時とは大違い。でも結局英語以外は仕事には全く役に立たないとわかっただけでしたが)。どーせスペイン産ワインのラベルを読める程度になりたいだけで会話できるようになる気もないし。2月に新潟で学会があるのに準備進まず現実逃避中なだけだし。
どーせなら実用性がないスペイン語よりも英語を勉強するべきで、未だに聞き分けられない英語の[r]と[l]の違いを学習するとか、英語のwaterの[t]を聞けるようになるとかもっと有意義なことはあるだろうに。第2章12課CD14の数字の部分で音声データ聞いて家でiPhoneのイヤホンで聴きながらスペイン語で0(celo)から10(diez)までいうのに5(cinco)を大声で言って遊んでいたところ、「耳が悪い!」「小学生みたいなことをするな!」とさんざん怒られました。
後で調べるとスペイン語の5:cincoの“c”は[θ]で英語の[θ]は[t]に近いけどスペイン語の[θ]は英語ほど[t]に近くないので、やっぱり私の耳は悪いようです。
妻は覚えたらイタリア行けるねとか言っています。
イタリアはやっぱりイタリア語なんじゃないのかな? 本ではなくまわりから画面が見えないiPhoneで、会話ではなく単語や文法だけやっていると何語を勉強しているのかは、わからないようです。
追記:
骨折が治っていろいろできるようになり、スペイン産ワインはいろいろ買ったけどさっぱりおいしくなかったりとかで、スペイン語熱はすっかりひいてしまい、今はコンピュータ言語Python熱ちゅうです。プログラムの本をPCのKindleでみていると放射線科なだけあって仕事しているようにみえるようです。
しっかり学ぶスペイン語 付属音声
https://www.beret.co.jp/dlstore/products/list.php?book_id=113
販売価格(税込):216円
スペイン語ガイドブック─東京大学
https://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cueda/gakusyu/guia/
『しっかり学ぶスペイン語(CDなしバージョン)Kindle版』
出版社 | ベレ出版 |
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販売 | Amazon Services International, Inc. 桜庭雅子(著)、貫井一美(著) |
Kindle価格 | ¥1,512 |
(平成30年5月号)