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貧血について

クララクリニック 八木澤久美子

血管の中には血球(球のような成分)が流れています。白血球、赤血球、血小板の3種類です。赤血球がたくさん流れているので血液は赤く見えます。赤血球の主な成分は鉄で血色素(ヘモグロビン)といいます。血色素は酸素と結合し、体の隅々までめぐりめぐって酸素を手放すという酸素の運搬を担っています。この血色素が減少するのが貧血です。ヘモグロビン値で成人男性13g/dl以下、成人女性12g/dl以下が貧血です。症状は疲労感、倦怠感、動悸、息切れなどですが、症状がなく健診で見つかる方も多いです。

原因として一番多いのが材料不足、特に鉄欠乏で、若い女性に多い病気ですが、男性にもみられます。鉄欠乏の原因は過多月経、無理なダイエットなどです。その他に痔からの出血、胃潰瘍や十二指腸潰瘍からの出血、胃癌、大腸癌からの出血もあります。このように鉄欠乏性貧血からいろいろな疾患がみつかることがありますので、健診で指摘されたら症状がなくても、放置せず必ず内科を受診しましょう。治療は鉄の補充です。内服薬や注射剤があり、その患者さんに合ったものを選びます。治る目安として、ヘモグロビン値の正常化、備蓄鉄であるフェリチン値が十分になったときに治療は終了します。若い女性は月経がある間は鉄欠乏になりやすく、閉経まで通院が必要となる場合もあります。

材料不足としてビタミンB12や葉酸の不足も貧血を起こします。偏食している方、胃切除術を受けた方、アルコールを多量にとる方、妊婦さんなどが起こしやすいです。特にビタミンB12欠乏が長期に及ぶと神経障害をひきおこし手足の筋力低下、しびれ、認知機能低下を起こし、治療後も後遺症を残しますので、早めの対応が必要です。治療は必要なビタミンの補充です。

予防として食事の見直しをお勧めしています。鉄、ビタミンB12や葉酸が豊富な食材を意識することはもちろんですが、まんべんなくいろいろな食材を摂りましょう。

(2021.05.27)

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